6月の大谷翔平に「何一つ驚きはない」 米メディアが見た“限界突破”の可能性
Full-Count / 2024年7月1日 19時15分
■大谷翔平は得意の6月を終えた
ドジャース・大谷翔平投手は得意としていた6月は月間打率.293、12本塁打、24打点だった。今季は打者に専念して活躍し続けるが、米メディアは「何一つ驚きはない」と報じた。
米誌「スポーティング・ニュース」は「ショウヘイ・オオタニが、またもパワー全開の6月を終えた」とのタイトルでコラムを掲載した。6月30日(日本時間1日)付の記事では、(6月に)本塁打を12本打ち、ムーキー・ベッツの不在中にリードオフのポジションを引き継いで以来、さらに影響力が増している。この期間、彼はリードオフとしての58打席でISO.545とwRC+269をマークしている、とした。
「ISO」とは打者の長打力を表す指標で、長打率から打率を引いて計算。「wRC+」は総合的な攻撃の指標。球場による影響に対する補正を加えた、打席あたりの得点力の高さを示す数値で、リーグ平均が100とされている。
さらに記事は続く。現実はオオタニが6月にやることに関して、何一つ驚きはない。彼のこれまでの6月の通算が、wRC+215、ISO.426、四球の割合17%超ということを考えれば、これはショウヘイにとってほぼ標準的なものだからである、とした。過去の6月の成績と比較すれば特筆すべきでもないということだ。
昨年6月には15本、2021年6月には13本塁打を打った。オオタニが2桁ホームランを打った月は他にないが、6月にはそれを3度達成している。キャリア通算で2番目に(月間)本塁打数が多い月は5月で、34本塁打を打った。だから彼は今月、目を見張るようなパフォーマンスをしたが、それは驚くことではないのだ。
注目すべきは、オオタニのコンタクト率とコンタクトクオリティが現在キャリア最高レベルにあることだ。彼のハードヒット率は約60%、コンタクト率は約75%で、今日でシーズンが終われば、どちらもキャリア最高の記録となる。つまり、この6月に記録したペースが夏の後半まで維持される可能性が非常に高いということだ。
2024年6月のパフォーマンスは、新たな高みへの単なる跳躍台かもしれない、と締めていた。スポーティング・ニュース誌は大谷のさらなる上昇を“予感”している。(Full-Count編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大谷翔平〝6月大爆発〟を分析 指揮官、打撃コーチ、メディアが出した「共通の答え」
東スポWEB / 2024年6月28日 20時31分
-
やっぱり6月異次元、大谷翔平の衝撃データ判明 「53/122」に米国から驚きの声「信じられない」
THE ANSWER / 2024年6月27日 7時13分
-
大谷翔平〝無双モード〟にお手上げ! ライバル球団が真面目に「全打席敬遠」を検討
東スポWEB / 2024年6月27日 5時32分
-
大谷翔平9戦7発に米記者の称賛相次ぐ「信じられない」「彼さえ驚き」 24号先頭打者HRで6月10本
THE ANSWER / 2024年6月26日 9時45分
-
大谷翔平の打順は何番? ベッツ離脱で1番浮上も米記者が「良策ではない」と指摘する理由
東スポWEB / 2024年6月17日 17時7分
ランキング
-
1球宴本塁打競争が新ルールに 時間制に加えアウト数も採用へ 大谷翔平の出場へ支障なくなる可能性も
スポニチアネックス / 2024年7月1日 10時39分
-
2大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月1日 11時40分
-
3バド中国代表ジュニア選手が死去、試合中にコートで倒れ
AFPBB News / 2024年7月1日 18時33分
-
4【パリ五輪】バレー女子日本代表12人決定、落選選手も... ネットの反応は?「サプライズで入るかと思ったけど無理だったか」
J-CASTニュース / 2024年7月1日 15時53分
-
5男子バレー日本代表、47年ぶりの銀メダル!福澤達哉さん「まだまだ伸びしろしかない」【ネーションズリーグ総括】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月1日 8時52分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)