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楽しみは「エスコンの一塁側」 山川穂高&栗原陵矢、球宴の選手間投票で選出

Full-Count / 2024年7月4日 16時0分

会見に登場したソフトバンク・山川穂高、近藤健介、栗原陵矢(左から)【写真:飯田航平】

■ファン投票で選出された近藤は選手間投票でも12球団最多得票

 日本野球機構(NPB)は4日、「マイナビオールスターゲーム2024」の選手間投票の結果を発表した。ソフトバンクからは、ファン投票で選出された近藤健介外野手、柳田悠岐外野手のほか、山川穂高内野手、栗原陵矢内野手の計4名が選出。近藤は選手間投票で両リーグトップの得票数を獲得。柳田は怪我の影響もあり、球宴出場を辞退する方向となっている。

 2年ぶり5度目の選出となった山川は「ホームランを打ったことはありますが、やっぱり盗塁をしてみたいなと思う。本当に盗塁を目指します」と宣言。「オールスターで1回くらいなら足も持つと思うので。走りたいです」と力強く言い切り、笑いを誘った。

 2年連続3度目の出場となる栗原は山川に“対抗”の心を燃やした。「盗塁を刺したい。キャッチャーで出たい気持ちが強いので、そこは(全パの)中嶋(聡)監督に直訴しようかなと思います。キャッチャーでフルで頑張ります」とにっこり笑った。2021年以来、3年ぶりとなる捕手での出場にまさかの意欲を見せ、報道陣を驚かせた。

 エスコンフィールドで初開催となる球宴では、普段の三塁側ベンチでなく(主催側の)一塁側ベンチに入ることとなる。栗原が「エスコンの一塁側ベンチ、ロッカーを楽しみたいと思います」と笑みを浮かべると、山川も「僕も一塁側のベンチが(楽しみ)。裏にサウナとかあれば。そこを楽しめたらなと思います」と応じた。

 5月末に右太もも裏を痛め、戦線を離れている柳田は球団を通してコメントを発表した。「プロという世界でその選手の皆さんから選んでいただいたこと、とても光栄に思います。ありがとうございます。出場することはできませんが、また選手の皆さんとプレーできるよう(リハビリを)がんばります。アグー(山川選手)クリ(栗原選手)、MVP獲れるようがんばってください!」。出場を辞退する方向で、同僚に熱いエールを送った。

 23日の第1戦はエスコンフィールド、24日の第2戦は神宮球場で、いずれも午後6時半から試合が行われる。(飯田航平 / Kohei Iida)

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