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掛布雅之氏が厳選…阪神の6月ベストプレー3候補発表 西勇輝の投球は「芸術品」

Full-Count / 2024年7月6日 10時10分

阪神・西勇輝、才木浩人、小幡竜平(左から)【写真:矢口亨、小林靖、小池義弘】

■ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で毎月選ぶ「DIDアワード」

 阪神ファンにおなじみのABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では毎月、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選定し、表彰を行っている。5日の配信回では、6月度のノミネートプレーが3つ発表された。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏と、ファンの投票により選ぶ賞。6月の受賞候補として、掛布氏が厳選した3つのプレーがノミネートされた。

○6月9日の西武戦、才木浩人投手の今季7勝目

 今季好調が続く才木はこの日、交流戦2戦目の先発マウンドに上がると、西武打線を次々と退けた。3回と5回に四球で走者を背負ったものの、8回1死までノーヒットノーランの快投。代打・山野辺に右翼へ三塁打を浴びたが後続を抑えて無失点。9回は岩崎が締め、今季7勝目を飾った。掛布氏は「この日はストレートのキレ。高めのストレートがすごく効いているので、低めのフォークに対するバッターの見極めができなかった」と評価する。同時に、長いイニングを投げるには「カーブをもう少し上手く投球の組み立ての中に入れられると、もっと楽に9回を投げきれるようになると思う」とアドバイスを送った。

○6月21日のDeNA戦、西勇輝投手の通算2000イニング達成

 今季10度目の先発に臨んだ西は初回、1死からルーキーの度会に左前打を許すが、続くオースティンを遊ゴロ併殺に仕留めて無失点とし、通算2000イニングを達成した。プロ16年目の右腕は今季、2020年以来となる2桁勝利を目指すべく、この日も7回無失点の好投を披露。勝敗こそつかなかったが、ベテランの存在感を光らせた。この日の西について掛布氏は「右打者、左打者問わず、外(角)の出し入れ、内(角)の出し入れが完璧」「打者としては打てるボールがない、精密機械のような内外角の投げ分けができる。芸術品ですね」と大絶賛した。

○6月21日のDeNA戦、小幡竜平内野手のサヨナラヒット

 両軍投手陣が好投したこの試合。0−0で迎えた9回裏1死走者なしの場面、DeNAの4番手ウィックから前川が三塁内野安打をもぎ取ると、続く佐藤輝が死球で出塁。梅野が空振り三振に倒れ、2死一、二塁の好機で打席に立った小幡は1ボール2ストライクからの5球目を右前に運んだ。二塁走者だった代走・植田は一気に本塁を目指し、最後はヘッドスライディングで劇的なサヨナラ勝ちを飾った。掛布氏は「こういう打撃ができれば、もっと(打)率が上がってきてもいい。このヒットに満足せず、8番・小幡が起点となる野球、期待しております」とハッパを掛けた。

 投票は、番組公式X(旧ツイッター)を通じて、または「虎バンチャンネル」で公開中のノミネート動画概要欄から応募フォームにアクセスし、上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選ぶだけ。投票締切は7月12日午後11時59分で、結果は後日、掛布氏が発表する。受賞プレーを当てた人から抽選で、受賞選手の直筆サインボールが5人、8月30日巨人戦の観戦チケットが5組10人に贈られる。(Full-Count編集部)

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