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大谷翔平、前半戦マルチ締めも…悪夢の2戦連続サヨナラ負け 前田健太から痛烈H、リーグ4冠ターン

Full-Count / 2024年7月15日 5時40分

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

■前半戦最終戦は4打数2安打で打率.316

【MLB】タイガース 4ー3 ドジャース(日本時間15日・デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたタイガースとの前半戦最終戦に「1番・指名打者」で先発出場し、2試合連続マルチ安打をマークした。中継ぎに回った前田健太投手との3年ぶり対決で遊撃内野安打。4打数2安打で打率.316。チームは2試合連続で逆転サヨナラ負けを喫した。

 前田との直接対決は、3-1で迎えた5回2死だった。大谷は2ボール1ストライクから、甘く入ったスプリットを強振。打球速度108.5マイル(約174.6キロ)の痛烈な当たりは遊撃手のグラブを弾き、3試合連続安打となった。

 両雄が激突するのは2021年7月22日以来3年ぶりだった。大谷は打席に入る前にヘルメットのつばに手をやって挨拶。前田が5回の3球目に投じた94.1マイル(約151.4キロ)は今季最速だった。通算9打数で1本塁打を含む3安打2打点となった。

 8回2死の右前打で2試合連続、今季36度目のマルチ安打をマークした。今季は94試合出場して打率.316、29本塁打、69打点。OPS1.035、23盗塁の好成績だ。29本塁打、長打率.635、OPS1.035、75得点の4部門でリーグトップだ。

 チームは1点リードの9回、三塁打と単打で同点に追い付かれると、犠打をラミレスが失策、無死一、二塁のピンチを作った。続くペレスのバントをラミレスが再び失策。悪送球で2戦連続で逆転サヨナラ負けとなった。

 シーズン換算では48本塁打、116打点、38盗塁ペースとなった。日本人初のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)はもちろん、日本人初の50本塁打、40本塁打&40盗塁とさまざまな快記録が期待できそうだ。(Full-Count編集部)

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