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大谷翔平が124年で初の快記録…ベッツも言葉出ず「フッハッハッ」 実況席で思わず苦笑い

Full-Count / 2024年7月8日 10時10分

ドジャース・大谷翔平(左)とムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

■ロバーツ監督は新記録ラッシュに「もう驚かない」

【MLB】ブルワーズ 9ー2 ドジャース(日本時間8日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手の“快挙”に苦笑いだった。7日(日本時間8日)、ムーキー・ベッツ内野手が地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席で解説を務めていた。大谷が前日6日(同7日)に記録した124年間で初の記録が紹介されると思わず、「フッハッハッハッハッ」と笑った。

 大谷は6日(同7日)の本拠地・ブルワーズ戦で第5打席に4試合ぶり28号ソロを放つなど、2打数2安打1打点。3四死球と合わせて全5打席で出塁した。米スポーツのデータやニュースを提供する「オプタ・スタッツ」によると、複数四球、死球、盗塁、三塁打、本塁打を1試合で記録するのは1901年以降で初めての選手だった。

 放送席でこの記録が紹介されると、ベッツは言葉も出ずに笑うだけだった。実況のジョー・デービス氏も「『誰かがそう言う情報を頻繁に私に伝えて来ても、私は驚かないよ』とロバーツは語っていました」と言及。試合前にロバーツ監督は「彼が本塁打を打っても私は全く驚かない。ショウヘイを見れば見るほど、毎日のように記録を破っているように思えてしまう。ショウヘイの記録に関して、すでに聞き慣れてしまっている」と語り、当たり前のように歴史を変えてしまう大谷の躍動についての思いを明かした。

 7日(同8日)の同カードで大谷は4打数1安打2盗塁。オールスター前の通算221塁打は2019年コーディ・ベリンジャーの通算220塁打を抜いて球団新記録となった。さらにメジャー最速で20本塁打、20盗塁に到達。前半戦での到達は球団3人目の快挙となった。衝撃の記録を残し続ける大谷に、かつてのMVPも驚くしかない様子だった。(Full-Count編集部)

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