大谷翔平、前半戦で期待される偉業ラッシュ “ルース超え”通算200号、自己最多盗塁も
Full-Count / 2024年7月9日 6時40分
■MLB通算200号→日本人初の4年連続30号→日米通算250本塁打
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)から敵地でフィリーズ3連戦に臨む。ナ・リーグ東地区首位を走るフィリーズは58勝32敗で勝率.644もリーグトップ。ポストシーズンのような雰囲気となりそうだが、一方で注目されるのが、オールスターブレークまでの6試合でどこまで成績を伸ばすか。記録ラッシュが期待できそうだ。
まずは期待されるのが「メジャー通算200本塁打」だろう。エンゼルス時代の昨季までに171本塁打を放ち、今季はリーグトップの28本塁打。仮に9日の敵地・フィリーズ戦でアーチをかければ、キャリア790試合目(投手登板のみを除く)での大台到達となる。
通算200号の到達は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ(671試合)やメッツのピート・アロンソ(710試合)、エンゼルスで同僚だったアルバート・プホルス(788試合)にはかなわない。それでも、通算660本塁打を誇るウィリー・メイズ(811試合)や通算714本塁打のベーブ・ルース(817試合)を超えるスピード記録となる。
さらに、あと2本で「4年連続30発」に到達する。日本選手ではもちろん、アジア出身選手としても初めての快挙となる。さらには「日米通算250本塁打」(MLB:199本、NPB:48本)にもあと3本。つまり、29号からの3本はいずれも快挙がかかった本塁打となる。なお、アジア出身選手の最多本塁打はチュ・シンス(秋信守)の通算218本塁打となっている。
今季の躍動で特筆すべきは盗塁数の増加だろう。ここまで20盗塁を決め、シーズン35盗塁ペース。「自己最多盗塁」はエンゼルス時代の2021年に記録した26盗塁。ここ4試合で4盗塁と量産しており、前半戦残り6試合での自己最多盗塁の可能性もゼロではない。
安打数ではメジャー通算800安打にあと10安打。日米通算では1100安打(NPB296安打、あと14安打)が次の節目となる。シーズン換算では49本塁打、115打点、194安打、128得点、35盗塁と軒並みキャリアハイのペース。デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイを見れば見るほど、毎日のように記録を破っているように思えてしまう」と語っていたが、まだまだ周囲を驚かせてくれそうだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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