オリックスがサヨナラ5連勝で勝率5割、ロッテは今季最多21安打18得点…10日のパ・リーグ
Full-Count / 2024年7月10日 23時3分
■日本ハムは同点の8回にマルティネスが勝ち越し3ラン
先発の石川歩投手は初回、四球と安打で無死一、三塁から、内野ゴロの間に先制を許す。打線は直後に先頭・高部瑛斗外野手が二塁打で出塁すると、小川龍成内野手のバントヒットに相手の失策が絡み、同点に追い付いた。なおも無死一、二塁から、ネフタリ・ソト内野手の適時打で勝ち越すと、グレゴリー・ポランコ外野手、角中勝也外野手に連続適時打が生まれ、スコアは4-1に。さらに田村龍弘捕手、藤原恭大外野手が2点適時打を放ち、この回8得点を挙げた。
4回には田村の3点適時二塁打、ソトの2点適時打などでリードは13点に。6回にもソト、和田康士朗外野手の適時打などで4点を追加した。石川歩が6回89球7安打1四球2奪三振2失点で今季2勝目を挙げた。今季最多の21安打18得点で快勝となった。
京セラドームで行われたオリックスとソフトバンクの第12回戦は4-3でオリックスが勝利した。打線は初回、太田椋内野手の二塁打と西川龍馬外野手の安打で1死一、三塁とし、森友哉捕手の犠飛で先制。2回には杉本裕太郎外野手の適時二塁打でリードを2点に広げた。
5回に同点とされ、8回には2番手・古田島成龍投手が栗原陵矢内野手に勝ち越し8号ソロを被弾した。しかし9回に無死満塁の好機をつくると宗佑磨内野手の押し出し死球で同点。続く頓宮裕真捕手の犠飛でサヨナラ勝利となった。オリックスは5連勝で勝率5割となった。敗れたソフトバンクは、先発・東浜巨投手が2回40球4安打無四死球2失点。栗原の本塁打で一時勝ち越すも、6番手・松本裕樹投手が2失点を喫し、惜敗した。
ベルーナドームで行われた西武と日本ハムの第11回戦は6-1で日本ハムが勝利した。先発・金村尚真投手は1回先制を許すも、2回以降は走者を出しながらも粘りの投球を披露。尻上がりに調子を上げ、7回112球5安打3四球6奪三振3四球1失点でマウンドを降りた。打線は7回に郡司裕也捕手の犠飛で同点に追いつくと、8回にアリエル・マルティネス捕手9号3ランで勝ち越しに成功した。敗れた西武は5連敗で借金29となった。(Full-Count編集部)
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