西武主力が激白「正直にいうと苦しい」 源田は崩れ落ち…低迷に責任感「腹が立つ」
Full-Count / 2024年7月9日 18時21分
■西武・外崎修汰が「パーソル パ・リーグTV」で激白
西武の外崎修汰内野手が最下位に沈む苦しいチーム事情、盟友・源田壮亮内野手の泥だらけヘッドスライディングで悔しさを滲ませた場面についての胸中を吐露。「自分に腹が立っていくるというか、情けない」などと語った。
「パーソル パ・リーグTV」が8日に、外崎へのインタビューを公式YouTubeに更新。西武は同日時点で首位のソフトバンクに27ゲーム差の最下位に低迷。24勝51敗1分けで、12球団で唯一、30勝に到達していない。
「正直に言うと、苦しい。個人的にも苦しいし、チーム的にもすごく苦しい戦いが続いていると感じます」
開幕直後は6勝3敗とまずまずの好発進も、そこから7連敗を喫してから流れが変わった。「いい形でスタート切れたけど、打てずにチームに迷惑かけていると思っている。僕だけでなく、野手みんなが悔しい思いをしている。毎日1試合1試合切り替えて、今日こそ勝つぞという気持ちを持って試合に臨んでいる」。
6月11日にベルーナドームで行われた広島戦。「トノゲン」の呼び名でファンからも親しまれ、外崎と二遊間を組む源田壮亮内野手は、一ゴロで最後の打者となり決死のヘッドスライディング。試合終了後も崩れ落ちたように膝をつき、しばらく立ち上がれずに俯く主将の姿に、涙を流す同僚もいた。
「本当に同じ気持ちというか、自分に腹が立ってくるというか、情けないというか。ゲンのあの姿をみて、僕自身、思いました。あの映像がチームみんな思っている気持ちと重なっている。悔しいというのが一番ですね」
外崎も源田の姿に特別な思いが押し寄せた。チームは7月に入っても1勝4敗と、苦しい状況を抜け出せずにいる。「勝っていても、なんか嫌だなという感じはあるときはありますね。不安が勝っちゃう。強気でいけるときでも大丈夫かなって不安が勝ってしまって、後手後手になってしまうのはある」という。それでも新選手会長は「自分でチームを引っ張って、いい方向に動かさないといけないというのがある。そこは何がなんでも、チームが勝てるようにプレーで表現したいですね」と必死に前を向いた。(Full-Count編集部)
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