ド軍、E・ヘルナンデスが野手登板 元HR王を87キロ遅球で投飛…回跨ぎで強力打線圧倒

ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真：Getty Images】

■9点ビハインドの7回にシュワーバーを投飛に抑え無失点

【MLB】フィリーズ ー ドジャース（日本時間10日・フィラデルフィア）

　大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは9日（日本時間10日）、敵地・フィリーズ戦で野手を登板させた。9点ビハインドの7回2死でエンリケ・ヘルナンデス内野手が登板。シュワーバーを“投飛”に打ち取り、無失点に抑えた。

　7回2死一、二塁のピンチで登板。ドジャースは野手を全員出場させていたため、代打で出場し、指名打者に入ってたオースティン・バーンズ捕手が二塁の守備についた。E・ヘルナンデスはシュワーバーに対し初球が48.6マイル（約78.2キロ）でボール。2球目の54.3マイル（約87.2キロ）の“スライダー”でシュワーバーを投飛に仕留めた。

　続く8回も続投し、メリフィールドを三ゴロ、ソーサを三直、ボームを中飛に抑えた。打者4人を抑え、無失点だった。

　この日、「1番・指名打者」で出場していた大谷は7回に代打を送られ途中交代。2打数1安打1盗塁だった。（Full-Count編集部）