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5位中日にいる「バケモン」 8戦連続無失点&いまだ被HRゼロ…24歳右腕の衝撃「1.31」

Full-Count / 2024年7月12日 10時38分

DeNA戦に登板した中日・清水達也【写真提供:産経新聞社】

■清水達也がDeNA戦でリーグ2位の22ホールド目を挙げた

■DeNA 3ー2 中日(11日・横浜)

 中日の清水達也投手が11日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦でセ・リーグ2位となる今季22ホールド目を挙げた。これで8試合連続無失点となり、今季は36試合に投げて防御率0.53。驚異の安定感に、ファンからは「えー清水達也、バケモンです」「成績えげつない事になってきたな」と驚きの声が上がっている。

 34イニングを投げてわずか4失点(自責2)、11四死球、被本塁打はいまだゼロだ。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、与四死球、奪三振、被打球による投手評価を示す「tRA」は、30イニング以上投げた投手でトップの「1.31」を誇る。

 2017年ドラフト4位で花咲徳栄高から入団して7年目。2021年までは主に先発を担っていたが、2022年に救援として54登板とブレークした。昨季も50試合で防御率3.09とブルペンを支えたが、今季はさらに欠かせない存在となっている。

 チームは5位と低迷しているが“希望の光”ともいえる24歳に、「普通に神」「素晴らしい球投げとる」「信頼と実績の清水達也」「なんやコイツ……」「成長しすぎ」と喜ぶコメントが多く寄せられていた。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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