育成→支配下の西武21歳が「凄すぎ」 2軍で光る“9.17”…3年目左腕は「とんでもない逸材」

プロ初勝利を挙げた西武・菅井信也【写真提供：産経新聞社】

■西武・菅井が16日オリ戦で7回無失点…プロ初勝利でチームの連敗ストップ

　西武の3年目左腕・菅井信也投手が、15日のオリックス戦（ベルーナドーム）で大仕事をやってのけた。プロ2度目の先発で、7回を3安打7奪三振無四球無失点の好投を見せてプロ初勝利。チームの連敗を8で止めた。今年6月に支配下登録された21歳は、2軍で圧倒的な投球を見せていた。

　山本学園高（山形）から2021年育成ドラフト3位で入団した菅井は1年目に2軍で3登板、2年目の昨年は15登板で4勝2敗と着実にステップを踏んだ。今季は10登板で1勝3敗、防御率3.00。奪三振率は9.17（54回を55奪三振）で、規定投球回未満とはいえ、イースタン1位のヨアンデル・メンデス投手（巨人）の8.48よりも高い数字を残している。

　6月3日に支配下登録されると、1軍でも力を存分に発揮。ここまで5登板（2先発）で15回を投げて1勝1敗、防御率2.40、奪三振率7.80、被打率.189、WHIP1.07と高い数値が並んでいる。

　21歳が見せる躍動にファンも歓喜。「凄すぎる」「獅子の希望」「とんでもない逸材だ」「また1人有望な左腕が出てきて嬉しい」「凄すぎるわ」「内容も完璧すぎる！」「これは大投手になる」「ホンマに神」とコメントが寄せられている。育成出身21歳の更なる飛躍に期待が高まる。（Full-Count編集部）