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今永昇太、球宴1回無失点に笑顔「緊張はそこまで」 大谷3ランを「無駄にしたくないと」

Full-Count / 2024年7月17日 10時20分

オールスターで登板したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

■後半戦へ「プラスαをもたらせる投手になりたい」

【MLB】ア・リーグ ー ナ・リーグ(日本時間17日・アーリントン)

 カブス・今永昇太投手が16日(日本時間17日)、米テキサス州アーリントンで行われたMLBオールスターゲームの4回に登板。1回無安打無失点、1奪三振に抑えた。日本人選手で1年目から球宴に選出されるのは9人目、マウンドに上がるのは1995年の野茂英雄以来、2人目だった。

 3-3で迎えた4回に大役が回ってきた。先頭のブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)を一ゴロ、続くアドリー・ラッチマン捕手(オリオールズ)からは三振を奪った。マーカス・セミエン内野手(レンジャーズ)を左飛に抑え、1回無失点で降板。最後は手を叩きながら、笑顔でマウンドを降りた。

 降板後はNHKのインタビューに登場。「4回くるまでがすごくあっという間で、とりあえず何とか無失点で終えたいと思って投げていました」と、無失点投球に安堵の表情を見せた。続けて「緊張はそこまでしなかったんですけど、せっかく大谷くんが3ラン本塁打を打ってくれたので、僕が点を取られて負けるわけにはいかないので、大谷くんの本塁打を無駄にしたくないと思って投げていました」と、3回に先制3ランを放った大谷の“プレッシャー”があったことを明かした。

 今永はMLB推薦で選出。カブスの新人投手としては初の選出となった。前半戦は8勝2敗、防御率は2.97。月間最優秀新人に輝くなど、4月は無傷の5連勝で防御率0.98をマークしていた。チームは中地区5位で折り返したが、後半戦は「プラスαをもたらせる投手になりたいと思うので、勝つだけではなくて長いイニングを投げて勝ったり、監督の期待に応えられる投球がしたいと思います」と意気込みを語った。(Full-Count編集部)

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