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大谷翔平「凄く勉強になりました」 “ライバル”に感嘆、球宴で得た収穫…一問一答

Full-Count / 2024年7月17日 12時13分

会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

■球宴初HRに「自分としてはホッとしました」

【MLB】ア・リーグ 5ー3 ナ・リーグ(日本時間17日・アーリントン)

 ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われたオールスターにナ・リーグの「2番・指名打者」で出場。第2打席で球宴初本塁打を放った。交代後に行った会見は以下の通り。

――出番を終えて。
「あまりオールスターで打てていなかったので、まずはいいヒットが出たのが自分としてはホッとはしました」

――打席でどんな心がけを。
「自分の普段通りの打席をまずは送りたいなと思っていたので、シーズンの延長でいいアットバットを心掛けました」

――MVPは。
「そうですね、できれば獲りたい気持ちはもちろんありますけど、自分としてはもう終わった仕事なので、いい1日だったなと思います」

――もし獲れたら(MVPはレッドソックスのジャレン・デュランが受賞)。
「すごく光栄なことですし、ここに出られること自体光栄なことですけど、そこでMVPを獲る選手というのはそれだけ名誉なことだなと思います」

――何が一番楽しかったか。
「やはりゲームが今日楽しかったですし、そこで打てたことが一番自分にとっては特別な瞬間だったかなと思います」

■ハーパーに感嘆、ソトの“ラブコール”に「すごく光栄」

――これから長いことプレーする(ドジャースという)チームについて。
「まずドジャースで勝つことを第一に考えていますし、ドジャースの一員として今回選んでもらってすごく光栄なことだなと感じているので、何回でもドジャースの代表としてここに来られるように、そういう野球をしたいなと思っています」

――メイソン・ミラーと対戦(空振り三振)した感想は?
「素晴らしかったです。全球種、スライダーも威力のあるボールで、ちょっと難しい、素晴らしい投球だったかなと思います」

――何年もア・リーグのクラブハウスにいましたが、(今年は)ナ・リーグのクラブハウスです。感想をお聞かせください。最も驚かされたスター選手は誰ですか?
「この前まではアメリカン・リーグの敵として数多くやっていた選手もいましたけど、その中でブライス・ハーパー選手(フィリーズ)は、一緒にケージワークしたり、試合前どういう練習しているのかなと見たりしたので、凄く勉強になりました。

――昨日、ソト(ヤンキース)が「一緒にプレーしたい」と言っていました。
「ただただすごく光栄ですね」

■「レベルの高い選手たちとできるのが特別な事」

――ア・リーグの投手とは何度も対戦していると思うが、どうアプローチしてあのスイングになったのか。
「今日はシーズンの延長だと思って、本当に同じ準備の仕方だったりとか、試合前の過ごし方だったりとか。レギュラーシーズンと何も変わらずに、同じことをやりました」

――本塁打を打った後、どんな祝福をチームメートから受けて、どんなことを話したか。
「ナイススイング、グッドジョブだと。シンプルですけど。色んな選手と話す中で、試合以外もそうですけど、色んなコミュニケーションを取れるっていうのは、オールスターならではだと思います」

――ハウクはスプリットが真ん中に行ってしまったと言っていたが、HRの感触は。
「いい角度で上がってたので、十分入るんじゃないかなとは思いました」

――ハーパーのどんな練習に学びを得たのか、今後自分に生かしたい練習は。
「どんな練習をしているかはちょっと言っていいか分からないので、本人いないですし。自分が見て勉強になったというところはあるので、自分の練習にももちろん取り入れられるところはあると思いますし、その時その時で誰がどういうふうに取り組んでいるかというのは自分に取り入れるべきではないかなと思います」

――後半に向けてこのオールスターがどう生きてきそうか。
「これはこれで、オールスターというのは完結していると思うので、また各々のチームに帰った後というのはチームのプレーに戻りますし、それとこれはまた別々なことかなと思います」

――メンタル的には楽しめる、リラックスできる舞台だったか。
「普段一緒にやらない、別々のチームで、敵のチームの選手たちとできるのは特別だと思いますし、ここに選ばれるレベルの高い選手たちとできるのがまず特別な事だなと思います」

――シーズンと同じ調整をしたとのことだが、昨年まではどういう調整をしたのか。期待されている中での本塁打は自信になるか。
「投げる投げないとかによってだいぶ変わってくるので。今年はDHで打席だけだったので、やることは特にシンプル。それがいい結果につながっているかどうかは分からないですけど、今年はそういう感じでやりました」

■不在のデコピン「トイレでもしたら困るので」

――レッドカーペットに愛犬デコピンが来なかったのは。
「トイレでもしたらちょっと困るので。お留守番をしていました」

――スーツにはたくさんデコピンが描かれていたが大谷選手の発案だったのか。
「そうですね。2人で歩くのは決まっていたので、色をどうしようかというのを最初、ブラウンと白でいいんじゃないかなという感じで、じゃあ裏に入れようかみたいな感じでした」

――ホッとしたという話だったが、周囲から本塁打を期待する声があったのか。自分の中でこういう場所で打たないといけない感情だったのか。
「自分が打ってみたいなと、こういう、なかなかある機会ではない試合で、そういう1本を打ってみたいなというところで言うと、自分の中で1つ打ててホッとしたところがあるのかなと思います」

――後半戦開始までの2日間はどう過ごしたいか。
「早くLAに戻って、いい休日を過ごして、また後半戦しっかりいい野球ができる準備をしたいなと思います」(Full-Count編集部)

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