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昨夏V慶応が無念の敗退…連覇の夢消え主将は涙 9回に痛恨の勝ち越し許す

Full-Count / 2024年7月18日 15時59分

桐蔭学園に敗れた慶応ナイン【写真:大利実】

■5回戦で桐蔭学園に敗退…2-2の9回に勝ち越された

 第106回全国高校野球選手権神奈川大会は18日に5回戦が行われ、昨年全国制覇を果たした慶応が桐蔭学園に2-4で敗退。夏の甲子園連覇はならなかった。

 慶応は4回表に1点を先制された。その裏に鷹尾充千雄内野手の適時打で追いついた。7回に適時打で再び勝ち越されたものの、8回に酒井一玖内野手の適時打で再び同点とした。

 しかし、9回に5番手の鈴木佳門投手が無死満塁のピンチを招くと、2点適時打を許して勝ち越された。その裏は3者凡退に終わり、万事休した。「3番・捕手」で出場した加藤右悟主将は試合後に涙。同僚選手に両脇を抱えられてベンチに戻ったがしばらく立ち上がれず、森林貴彦監督が寄り添った。

 慶応は昨夏の甲子園で1916年以来107年ぶり、2度目の優勝を果たした。昨年の秋季神奈川大会は準々決勝で敗退し、今春の選抜大会出場はならなかった。

 今大会は2回戦から登場し、横須賀学院、足柄、横浜商大を破ったが、5回戦で姿を消すことになった。昨夏の甲子園で優勝投手になった小宅雅己投手は4回途中から登板し、3回2/3を1失点だった。(Full-Count編集部)

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