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1軍未出場の「隠れプロスペクト」 21歳の光る“足”…2軍トップの「2.0」

Full-Count / 2024年7月20日 9時48分

ヤクルト・小森航大郎【写真:小林靖】

■ヤクルト・小森はイースタン・リーグ1位の16盗塁をマーク

 ヤクルトの3年目・小森航大郎内野手は、現在イースタン・リーグでトップの16盗塁をマークしている。これまで1軍出場はないが、成長を続ける右の内野手には「小森航大郎抜擢してほしい」「守備の粗さはまだあるがとにかくポテンシャル高い」とファンの期待が高まっている。

 2021年ドラフト4位で宇部工高から入団した21歳。1年目は2軍22試合で打率.200、昨年は同49試合で打率.230、3本塁打など着実に成長を続けてきた。今季は同77試合で打率.252だが、光るのが“足”だ。

 リーグトップの16盗塁と結果を残し、盗塁死はわずかに2。盗塁成功率は.889を誇る。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、盗塁を通じた得点貢献を示す「wSB」は、2軍全体の規定打席到達者の中でトップの「2.0」となっている。

 1軍は現在リーグ最下位と苦しんでいるだけに、起爆剤となり得る存在が待たれる。ファンからは「小森航大郎とかいう隠れプロスペクト」「プロ初昇格が期待される!」「右だと小森航大郎選手おもしろいけどなぁ」「盗塁成功率86%とかなり高水準」「小森航大郎マジで良い!」と“推す”声が多く上がっていた。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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