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大谷翔平「1番大きな本塁打は今後打てれば」 144m弾も満足せず…さらなる飛距離へ意欲

Full-Count / 2024年7月22日 11時19分

試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】

■大谷翔平はレッドソックス戦で特大の30号を放った

【MLB】ドジャース 9ー6 Rソックス(日本時間22日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地・レッドソックス戦に「1番・指名打者」で出場し、5回に144メートルの特大30号を放った。打球は通路でバウンドして“場外”へ飛び出していったが、試合後のインタビューで「この球場で1番大きな本塁打は今後打てればうれしい」と語った。

 大谷は5-2で迎えた5回の第3打席、カッター・クロフォード投手が投じた甘く入ったカットボールをとらえた。打球は右中間スタンドへ一直線。まさに打った瞬間、大谷だけでなく観客も確信するような飛距離473フィート(約144.2メートル)、打球速度116.7マイル(約187.8キロ)の特大弾となった。 
 
「よかったです。いい角度で」と振り返った30号。打球は中堅スタンド最深部にある「DAISO」の看板と屋根の間を抜け、通路でバウンドして場外へ飛び出していった。報道陣から「球場を超えることは期待したか」と問われると「どうなんですかね。一応見てはいましたけど、ちょっと目視はできなかったので、どこに行ったのかだけ」と、打った本人でも着弾点は確認できなかったようだ。

 日本人初の4年連続30本塁打については「長打はもちろん持ち味だとは思うので、その状況状況によって、今1番を打っているので、1番は出塁を考えないといけないですし、バランスを大事に」と謙虚に語った。

 144メートルは自身の今季2番目の飛距離だった。ベンチでは同僚の驚く様子も映像に抜かれていたが、「みんなまだまだだな、みたいな」と“辛口”の反応だったことも明かした。「これからまだまだ打席には立っていくので、願わくばこの球場で1番大きな本塁打は今後打てればうれしい」とさらなる特大弾への抱負も述べた。(Full-Count編集部)

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