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通算4勝→今季もう7勝の「ビッグサプライズ」 “球団新”樹立の左腕、驚異の「.875」

Full-Count / 2024年7月22日 14時33分

楽天・藤井聖【写真:小林靖】

■楽天・藤井が球団左腕としては初の7連勝をマーク

■楽天 12ー5 オリックス(21日・ほっと神戸)

 楽天の藤井聖投手が21日にほっともっと神戸で行われたオリックス戦に先発し、7回8安打4失点(自責点2)ながらも、6月23日以来の白星となる7勝目(1敗)をマーク。球団左腕としては初の7連勝を飾り、規定投球回には届いていないが驚異の勝率.875を誇る27歳にファンは「今の楽天のエース」などとコメントしている。

 藤井は2回に3点を失ったものの、序盤の味方打線の大量援護に守られながら7回を投げ切った。6月23日の日本ハム戦で6勝目を挙げてから、その後の登板3試合では白星に恵まれなかったが、約1か月ぶりの勝利を手にした。

 東洋大からJX-ENEOS(現ENEOS)を経て2020年ドラフトで3位入団。ルーキーイヤーは1軍登板機会はなく、2年目は4試合で1勝2敗止まり。昨季は3勝と、なかなか飛躍できずにいた。

 今季は開幕ローテーション入りは逃し、自身の今季2戦目の登板となった4月14日のロッテ戦で4回6失点と打ち込まれ、今季初黒星を喫した。しかし、3戦目以降は安定した投球が続き、ここまで球団左腕では初7連勝中だ。また2桁勝利に到達すれば、球団の生え抜き左腕としては初の“偉業”となる。

 規定投球回には届いていないが勝率.875は、リーグトップの早川隆久投手、日本ハムの伊藤大海投手の同.700を大きく上回っている。球宴メンバーにも初選出されるなど、覚醒した4年目左腕にはファンからも「2桁勝利達成してほしい」「頼りになる」「今の楽天のエース」「ビッグサプライズ」と期待の声があがっている。(Full-Count編集部)

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