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佐々木麟太郎の“才能”は「見たことない」 異国で光るセンス…指揮官絶賛の理由

Full-Count / 2024年7月24日 11時51分

スタンフォード大に進学予定の佐々木麟太郎【写真:Getty Images】

■佐々木麟太郎を西軍指揮官が絶賛「本当に感心したよ」

 岩手・花巻東高から米スタンフォード大に進学予定の佐々木麟太郎内野手は23日(日本時間24日)、米国の大学生が参加する「アパラチアンリーグ」のオールスター戦に西軍の「6番・一塁」でスタメン出場した。同点の6回に中前適時打を放つなど4打数1安打1打点。チームは4-1で勝利した。

 西軍のケビン・マホニー監督も絶賛の嵐だった。指揮官は試合中にインタビューに応じ「ワオ! 今日初めて彼のフリー打撃を見ることができたんだけど、昨日ホームランダービーに出場したカラン・モス級の飛距離だったね。なんてこった! ミスショットをせずに、トップスピンをかけて、ライトフェンスまで打てる選手をこのリーグではあまり見たことはないよ。とても感心したよ。本当に感心したよ」と驚きを隠せなかった。

 打撃練習では鮮やかな逆方向への当たりも披露し「そのことにも本当に感心をしたよ。私が打撃投手を務めていたんだけど、何球か外角低めに投げたんだ。左中間(スタンドに)にぶち込んでいたよ。左右にもね。いいスイングができなかったら、頭を整理して、スイングを修正をするんだ。若手がそういうプロセスをしたことに本当に感心したよ」と称賛を止めなかった。

 さらには「彼は素晴らしい仕事をしていると思うよ。まだ期間は短いのに、彼はチームメートと上手くやっている。彼はプレーを楽しんでいる。チームメートも彼と一緒にいることを楽しんでいるよ」と、仲間たちとの切磋琢磨についても言及した。

 佐々木はこの日、4打数1安打1打点の活躍を見せた。6月末から7月にかけては、MLBドラフトリーグに出場。6月26日(同27日)から30日(同7月1日)までの5試合でチーム内の週間MVPを受賞するなど、通算26試合に出場して打率.221、OPS.782、チーム最多&リーグ2位タイの4本塁打をマークした。

 アパラチアンリーグのグリーンビル・フライボーイズの一員として参加した20日(同21日)にはリーグ戦初本塁打でマーク。岩手・花巻東高では高校通算140本塁打を記録。日本プロ野球のドラフト上位候補として名前が挙がっていたが、プロ野球志望届を提出せずに米国留学を決めていた。(Full-Count編集部)

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