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「ボール変わったのか」 球宴で起こる本塁打合戦…歴史的打低“払拭”「めっちゃ飛ぶ」

Full-Count / 2024年7月24日 20時41分

本塁打を放ったヤクルト・村上宗隆(左)【写真提供:産経新聞社】

■球宴第1戦は11-6の乱打戦、両軍6本塁打が飛び交った

■セ・リーグ ー パ・リーグ(24日・神宮)

 オールスターで起こっている“変化”にファンも騒然だ。神宮球場で24日に行われている「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦は、5回を終えて両軍合わせて計4本塁打の8-8。第1戦も計6本塁打が飛び交い、11-6の乱打戦が展開された。これにはSNS上で「オールスター仕様の飛ぶボール?」「オールスターはボール変えてる?」などとの声があがった。

 オールスター第2戦は初回こそ両チーム無得点だったが、2回から大きく試合が動く。楽天・辰己涼介外野手が右翼席へ先制ソロを放つなど、全パが2点を加えるとその裏、全セは広島・坂倉将吾捕手がオールスター史上3人目、57年ぶりの満塁本塁打を放って一気に逆転した。

 直後に全パが1点を返し1点差とすると、4回は連打で無死満塁とし、ソフトバンク・近藤健介外野手の適時打やロッテ・佐藤都志也捕手の適時三塁打などで一挙5得点。本塁打での得点はなかったが、5回にはDeNAのタイラー・オースティン内野手が豪快な2ランを放つと、続くヤクルト・村上宗隆内野手が2戦連発となる同点ソロ。5回を終えて8-8という点の取り合いになった。

 今シーズンのプロ野球は歴史的な“打低シーズン”となっており、両リーグとも平均OPSは.650以下(パ.644、セ.626)に沈み、1試合の平均本塁打数も0.50本以下。防御率1点台の投手も両リーグで7人となっている。

 前日も両軍合わせて6本塁打、2回には1イニング9得点がスコアボードに刻まれており、ファンからは「シーズンよりめっちゃ飛んでる気がするわ」「打球の伸びがいい」「ボール違うのかな……」「これがフライボール革命」「ボール変わったんじゃね?笑」「点が入るほうが断然楽しいわ」といったコメントがSNS上に溢れかえっている。(Full-Count編集部)

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