燕22歳が「日本一のショート」 神宮騒然の“背走美技”は「守備で飯いける」

ヤクルト・長岡秀樹【写真：荒川祐史】

■2年連続で球宴選出…第2戦は猛打賞の活躍

■パ・リーグ 16ー10 セ・リーグ（24日・神宮）

　夢舞台で“逸材”が躍動した。神宮球場で24日に行われた「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦、ヤクルトの長岡秀樹内野手が打っては5打数3安打、守っても安打をもぎ取る好守を披露し「日本一のショートだよ」「ファン増えたな」「まじですんごい」とファンから称賛の声が寄せられている。

　長岡は「7番・遊撃」で先発出場。2回の第1打席で中前打、4回の第2打席では右前打、8回の第4打席では左二塁打を放つ猛打賞の活躍を見せた。7回には守備で見せ場も。日本ハム・田宮裕涼捕手がすくい上げた打球は左前に落ちそうだったが、背走しながらジャンプ一番好捕。場内から歓声が起こった。

　このプレーにはファンも大興奮。「秀樹の守備が遺憾なく発揮されてて嬉しい」「若いし打てるし守れるし最高のショート」「守備で飯いける」「他球団ファンだけど味方で良かったわ」「大舞台で活躍できるとかスターだわ」「残念そこは長岡秀樹」などとコメントが寄せられた。

　長岡は八千代松陰高から2019年ドラフト5位でヤクルトに入団。昨季に遊撃の定位置を獲得し、139試合に出場。チームの連覇に貢献し、ゴールデングラブ賞を受賞した。今季は開幕から打撃好調で、前半戦をリーグ7位の打率.282で折り返し、2年連続で球宴に選出された。（Full-Count編集部）