異例の“出世”果たした大谷翔平 たった6年半でレジェンド扱い…MLB史で常識外れの功績
Full-Count / 2024年7月25日 20時10分
■「ESPN」が「21世紀のMLB選手トップ25ランキング」を発表
ドジャース・大谷翔平投手の“ネームバリュー”が、驚きの上昇ぶりを見せている。米メディアが21世紀のMLBトップ25ランキングを発表。大谷はメジャーで7年目のキャリアだが、歴史的名選手らと並んで14位にランクインした。
米スポーツメディア「ESPN」が「21世紀のMLB選手 トップ25ランキング」として独自の順位を発表。2000年以降の実績のみで選考されている。
1位は22年間プレーし、3度のMVPに首位打者、最多本塁打、最多打点などに輝いたアルバート・プホルスだ。記事では「みんな彼を“ザ・マシーン”と呼んだ。プホルスのスイングはストレートで、的を射ていた。彼のカージナルスでの12シーズンは、非の打ち所がないものだった」と評価。2位は14年目の昨年まで大谷と同僚だったマイク・トラウトで、怪我の回復次第では「“彼の世代においての最高の選手”という地位を超え、“史上最高の選手”という称号に挑む可能性がある」と評した。
3位は大谷の同僚でメジャー17年目のクレイトン・カーショー、4位は21年プレーしたミゲル・カブレラ、5位は19年プレーしたイチローだった。イチローについては「シアトルに移籍したときは27歳だったが、それでも3000本以上の安打を放った。日本での安打数を含めると、ピート・ローズよりも多くの通算安打をマークしている」と解説していた。
上位にランクインしている選手はほとんどが20年前後という長い年月をかけてプレーしているだけに、14位とはいえ、メジャー在籍わずか6年半だけの大谷のランクインは異例ともいえる。ムーキー・ベッツは15位、大谷の“ライバル”のアーロン・ジャッジは21位だった。
「彼のMLBでの最初の7年間は桁外れだった。それまで当たり前とされていた『打撃と投球の両方で高いレベルを維持することは誰もできない』という考えは、今では、間違いであることが証明された」。さらに「野球選手の定義を拡張した。ショウヘイは、このスポーツをプレーしたことがある選手の中で、ほぼ間違いなく、最も才能のある選手だ」と賛辞を並べた。(Full-Count編集部)
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