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大谷翔平から135m離れても…感じた“恐怖” 隙間すり抜けキャッチの男性「ラッキーだったね」

Full-Count / 2024年7月28日 9時38分

32号をキャッチしたアンソニー・スータイタさん【写真:川村虎大】

■キャッチしたスータイタさん「階段を駆け降りたらボールが跳ね返ってきた」

【MLB】アストロズ ー ドジャース(日本時間28日・ヒューストン)

 ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・アストロズ戦の第2打席で自己最速タイとなる118.7マイル(約191キロ)の特大32号ソロを放った。右翼2階席にある階段部分でキャッチしたアンソニー・スータイタさんは「ラッキーだったね」とビール片手に笑った。

「1番・指名打者」で出場し、3回先頭の第2打席でブランコの92マイル(約148.1キロ)のフォーシームを叩いた。打球は右翼2階席へ飛距離443フィート(約135メートル)の特大弾。大谷は打った瞬間本塁打を確信し、右手を高々と突き上げた。野手も一歩も動かなかった。

 キャッチしたスータイタさんは2階席と3階席の間でビールを片手に立ち見していた。ボールは観客をすり抜けて壁に当たった。「ボールが真正面に跳ね返ってきたんだ」と恐怖を感じたが、その後、階段を猛ダッシュで降りた。「階段を駆け降りたら、ボールが跳ね返ってきたんだ。だから、ラッキーだったね」と笑顔だった。

 自身はアストロズファン。「グッドだよ! でも、ドジャースの選手が打ったからあまり嬉しくないかな」と笑った。一方で奥さんはドジャースファンでこの日もドジャースのキャップを被って応援していた。ボールは「息子が2人いるんだけど、彼らは野球が好きだから、どちらかにプレゼントする予定だよ」と明かした。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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