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5点差守れず痛恨の逆転負け…ド軍に「浮上した問題」 地元紙が指摘した現状

Full-Count / 2024年7月28日 16時26分

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

■トレード期限迫るも「必要なことは日に日に増え続けている」

【MLB】アストロズ 7ー6 ドジャース(日本時間28日・ヒューストン)

 ドジャースは27日(日本時間28日)、最大5点差を守れず、9回にサヨナラ弾を浴びて逆転負けを喫した。大谷翔平投手が2試合ぶりの32号を放つなど3打数2安打2打点2四球1盗塁の活躍も報われず。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、「ブルペンが突然不安定になった」と救援陣の不振を嘆いた。

「ドジャース、ブルペン陣がまたも崩れてアストロズにサヨナラ負け」との見出しで痛恨の敗戦を伝えた。トレード期限は30日東部時間午後6時(同31日午前7時)に迫るが「まだ大きな動きを見せていない。しかしロースターに必要なことは日に日に増え続けているようだ」と現状を分析する。

 その中で「最新の懸念」とされたのがブルペン陣だ。「新人左腕ウロブレスキが好調なスタートで、一時は5-0とリードしていたが、ミニッツメイド・パークで最も信頼していたリリーフ投手陣の数人が崩れた」。6回2死一、三塁で継投策に出ると、2番手のエバン・フィリップスが4連続適時打を許した。これには「11試合で防御率11.42という、1か月に及ぶスランプの中にいた彼が新たな失敗を犯した」と厳しかった。

 ダニエル・ハドソン投手がリードを吐き出し、9回にブレイク・トレイネンがアレックス・ブレグマンにサヨナラ弾を浴びた。「今シーズン、ドジャースが経験した数々の痛ましい敗戦の中でも、かなり上位にランクする」とため息は止まらない。

「すでに優れた先発投手を必要とし、下位打順の強化を求め、市場でまだ目立った動きができていないチームだが、ブルペンも解決すべき問題として浮上してしまった」と同紙。この日の1敗は、課題点を浮き彫りにした。(Full-Count編集部)

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