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ハム・伊藤が今季2度目の“マダックス”達成、楽天は6点差を逆転勝利…28日のパ・リーグ

Full-Count / 2024年7月28日 23時3分

お立ち台に上がったソフトバンク・今宮健太【画像:パーソル パ・リーグTV】

■ロッテ・種市篤暉投手は5回まで完全投球も…

 パ・リーグ公式戦3試合が行われ、エスコンフィールドで行われた日本ハム-西武は9-0で日本ハムが勝利した。みずほPayPayドームで行われたソフトバンク-オリックスは4-1でソフトバンクが勝利した。楽天モバイルパークで行われた楽天-ロッテは8-7で楽天が勝った。

 日本ハムは初回に2点を先行、2回にも一挙7点を奪ういスコアは9-0となった。先発・伊藤大海投手は初回、先頭打者に安打を浴びるも、後続を併殺打に打ち取り、無失点の立ち上がり。以降も隙のない投球で、相手打線を抑えていく。迎えた最終9回表、8球で2アウトに追い込むと、最終打者を三振に仕留め、9回94球2安打無四死球7奪三振無失点で完封勝利となった。

 伊藤は6月12日の中日戦以来、今季2度目の“マダックス”達成で8勝目。打線は13安打9得点で伊藤を援護した。敗れた西武は、先発・菅井信也投手が1回1/3、43球6安打1四球2奪三振6失点と試合をつくれなかった。

 ソフトバンクは1点ビハインドの3回に今宮健太内野手の適時打で同点に追いつく。さらに5回も2死1、2塁から今宮の適時打で勝ち越すと、周東佑京内野手も適時打で続いた。6回には、山川穂高内野手に16号ソロが飛び出した。オリックスは7連敗。先発・曽谷投手が5回76球7安打5奪三振3失点で6敗目を喫した。
 
 楽天の先発・荘司康誠投手は4回95球3安打6四死球1奪三振2失点で降板。代わってマウンドに上がった弓削隼人投手も、2四球と4安打で4点を失いスコアは0-6となった。しかし打線は6回に小郷裕哉外野手の犠飛などで2点を返し、続く辰己涼介外野手の4号3ランで2点差に。なおも1死満塁で村林一輝内野手の犠飛で同点に追い付くと、黒川史陽内野手が適時打を放ち、この回一挙7得点で逆転に成功した。

 直後の7回にスクイズを決められ、試合は再び振り出しに。9回に無死二塁から辰己がサヨナラ打を放ち、後半戦初勝利。敗れたロッテは、先発の種市篤暉投手が5回まで完全投球を見せるも、6回につかまり5回1/3を67球4安打2四球1奪三振6失点。9回にマウンドに上がった守護神・益田直也投手が誤算だった。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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