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大谷翔平が6年前に“要求”したもの エ軍元GMが明かす…衝撃の思い出「特別な存在」

Full-Count / 2024年7月28日 19時25分

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

■エンゼルスの元GMエプラー氏、大谷との出会いは「本当に思い出深いもの」

 ドジャース・大谷翔平投手との“思い出”をエンゼルス元GMのビリー・エプラー氏が語っている。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で「私の野球人生、そしてエンゼルスの組織に関わる全ての人にとって間違いなく思い出深い時間だった」と明かしている。

 大谷は2018年から昨季までの6年間でエンゼルスに在籍。2017年オフに移籍する際の出来事をエプラー氏は懐かしんでいる。「(入団までの)プロセスは本当によく練られていた。そして彼ら(大谷と代理人)は徐々に候補チームを絞っていって、各チームは(大谷サイドと)直接対面して2時間の機会が与えられた。本当に思い出深いものだ」。当時、エプラー氏は“勝者”となった。

「我々は彼がどうなっていくのかを見ていたかというと、まだメジャーに参入しようとしている非常に若い選手だった。それで日本での試合記録や、彼の起用法、仕事量、登板の頻度、休養の取り方、打撃とポジションなどについて、我々は本当に多くのことを調べ尽くした個人的な経験を(豊富に)もっても、(大谷が入団たチームが)どうなるのか予測するのは本当に難しかった」

 エプラー氏は何回も日本に“通った”ことがある。「私は人生で14回か15回日本に行ったことがあり、ショウヘイがメジャーリーグに飛び込むまでをかなり見てきた。まず目についたのは、この選手はエリート先発投手になるだろうということだった」。理由は鮮明に覚えている。

「時速92マイル(約148.1キロ)のスプリットを投げるのを見たのを今でも覚えているよ。当時の野球界最高の打者のアルバート・プホルスやミゲル・カブレラが、そのボールをファウルするので精一杯だろうと、と自分に言い聞かせていた。私から見ると、打てそうにないボールに見えた」

■「まだ彼を見たことがないのなら、ぜひその目で見た方が良い」

 剛球に加えて変化球もキレがあった。そして、何よりも「打者」としても評価を高めたのだった。「攻撃面では驚くべき要素があって、それはパワーとスピードだった。これはめったに見られない組み合わせ。彼は(投手でもあり)ストライクゾーンを理解していた。問題は、彼はメジャーのレベルの投球をあまり見たことがなかったということ。私が彼を知るにつれて本当に際立っていたのは、ショウヘイの向上意欲と(野球への)向き合い方だった」。

 エプラー氏は「コービー・ブライアント、デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、マイク・トラウトといった、彼らの(競技に対する)向き合い方を私は見てきた。ショウヘイの取り組む意欲は、本当に凄かった。(注目すべきは)彼のあの学習意欲だ」と絶賛を止めない。

 さらに驚くことがあった。「エンゼルスと契約した2週間後には向こう(大谷側)から連絡がきて、ア・リーグ西地区の全打者だけでなく、同地区の全投手の動画が欲しいと言ってきたんだ。それが、彼の情熱というものだ」。活躍するために準備を施していた。

「だから彼が今、成し遂げていることを見ても私は驚かないよ。私はよく人に言うんだけれど、私が間近で見てきた中で一番(ベスト)の選手はマイク・トラウト。そして最も魅力的な選手はショウヘイ・オオタニだ。彼はユニコーンであり、特別な存在だ」

 エプラー氏は“歴史”を目撃することを推奨する。「まだ彼を見たことがないのなら、ぜひその目で見た方が良い。彼は、孫にまで語り継ぐような選手だから」。日本の宝は、世界でも輝いている。(Full-Count編集部)

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