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ド軍韓国人右腕を「昇格させよ」 20歳が示す才能…地元記者も熱視線「18.9だ」

Full-Count / 2024年7月29日 18時10分

ドジャースのチャン・ヒョンソクがルーキーリーグのDバックス戦に先発して話題を呼んだ

■シーズン13試合は防御率8.14、与四球率6.99も…

 マイナーに眠る“逸材”がにわかに注目を集めている。ドジャース傘下に所属する韓国人右腕のチャン・ヒョンソク投手は28日(日本時間29日)、アリゾナ・コンプレックスリーグのダイヤモンドバックス戦に先発。3回8奪三振の快投を見せると、「彼を昇格させよ」「とんでもない!」とファンも度肝を抜かれている。

 同リーグはMLB傘下ルーキークラスに該当し、この日から最終シリーズが開幕した。チャンは3回を投げて無安打無失点、1四球8三振の好投でチームを勝利に導いた。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にもゲスト出演するブレイク・ハリス氏が28日(同29日)、自身のX(旧ツイッター)に「チャン・ヒョンソクが3回8人を三振しとめた。今季は27回1/3で57三振(9イニング平均で18.9)だ」投稿し、「早くメジャーで」「ワオ」などとコメントが寄せられた。

 チャンは昨年8月に、韓国の高校を卒業した直後にドジャースと契約。同年9月に行われた韓国プロ野球KBOのドラフト全体1位の有力候補とされていた。高校最終年は7試合に登板し、3勝0敗、防御率0.33、27回1/3で49三振を奪うなど、快速球とスライダー、カーブを武器としている。

 右腕の躍動は米ファンのみならず母国も注目しているようで、韓国メディア「スターニュース」では「『モンスター』チャン・ヒョンソクが奪三振ショー。ルーキーリーグではせますぎる。9イニングあたり18.9三振を奪っている」と報じていた。一方でシーズンでは13試合(24回1/3)で防御率8.14、9イニングあたりの与四球数は6.99と制球に課題を見せる。果たして“怪物右腕”は近い将来、メジャーでベールを脱ぐことになるのだろうか。(Full-Count編集部)

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