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アストロズ・バルデス、9回2死からノーヒッター逃し呆然 シーガーに痛恨被弾

Full-Count / 2024年8月7日 11時29分

レンジャーズ戦に先発したアストロズのフランバー・バルデス【写真:ロイター】

■2023年8月1日に“準完全試合”も二度目の快挙ならず

【MLB】アストロズ 4ー2 レンジャーズ(日本時間7日・アーリントン)

 アストロズのフランバー・バルデス投手が6日(日本時間7日)、敵地で行われたレンジャーズ戦で9回2死までノーヒットノーランを継続するも、2死からコーリー・シーガー内野手に2ランを浴びて快挙を逃した。まさかの展開に左腕も呆然としていた。

 初回から昨季のリーグ覇者を相手に凡打の山を築き、5回まで一人の走者も許さない完全試合ペース。しかし6回先頭で、三塁のアレックス・ブレグマン内野手が送球エラーでこの日初めてランナーを出したが、続く打者を併殺に打ち取った。7回2死から四球を出すも、4番のジョシュ・ヤン内野手を三振に仕留めた。

 8回もゼロに抑えて最終9回。先頭に2つ目の四球を出したものの、続く打者をまたしても併殺に仕留めてガッツポーズをかかげた。快挙まであと一人に迫ったが、フルカウントから四球を与え、迎えるは3度のシルバースラッガー賞を誇る好打者シーガー。その初球、甘く入ったスライダーを捉えられると、打球は無情にも右翼スタンドへ着弾した。バルガスは呆然。ここで降板を告げられた。

 快挙が一転して悲劇に代わり、ファンも騒然。「びっくり仰天だよ」「あとストライク1つだったのに」「ダメージマックス」「なんてことだ」と悲痛の声が広がった。試合は代わったクローザーのジョシュ・ヘイダーが締めて4-2で勝利。バルデスは今季11勝目を手にしたものの、ベンチでは少し浮かない表情を浮かべていた。ノーヒッター達成なら、昨年8月1日(同2日)のガーディアンズ戦以来、自身2度目の快挙だった。(Full-Count編集部)

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