ド軍の電撃補強の裏で…“戦力外”の功労者に集まる同情の声「ロングリリーフどうする」

ドジャースからDFAとなったライアン・ヤーブロー【写真：Getty Images】

■ロサリオを獲得、救援左腕ヤーブローが40人枠を外れた

　大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは29日（日本時間30日）、レイズとの交換トレードでアーメド・ロサリオ内野手を獲得したと発表した。ライアン・ヤーブロー投手がメジャー出場前提の40人枠を外れ、事実上の戦力外（DFA）に。開幕からフル回転してきた左腕に同情の声が集まっている。

　32歳のヤーブローは今季32試合登板して4勝2敗1セーブ、防御率3.74。イニング跨ぎをこなし、昨夏のトレード加入後から戦線離脱は1度もなかった。地元紙ロサンゼルス・タイムズのマイク・ディジョバンナ記者は「ロサリオのトレード発表における驚き」と伝え、左腕を同情した。

「圧倒的な投手ではなかった。持っているボール的に今後も圧倒的には決してならないだろう。でも、32試合登板で4勝2敗、防御率3.74、そして回跨ぎもでき、ほとんど、もしくは全く休まずそれをやっていた。それは過重労働なドジャースブルペンにとって、かなりの価値をもたらしていた」

　ファンにも衝撃だったようだ。「価値のある左投手」「なぜだ」「なんてこった」「ヤーブローは確かにピリッとしなかったけど今のドジャースを支えてきた功労者だったのに」「ロングリリーフの時どーすんだろ」「まじか」と同情するコメントが多く集まった。「今季は長いイニング投げたりと重宝されていたヤーブロー」「まぁヤーブローも確かに完璧におさえるかといえば微妙だし、勝ち試合の中継ぎとしては弱い感はあった」「苦しい時に頑張ってはくれたけど」などとドジャースの決断に理解を示す声もあった。（Full-Count編集部）