移籍初登板→頭部死球で退場→監督も“道連れ” 衝撃デビューに唖然「あちゃー」
Full-Count / 2024年7月30日 20時3分
■ピアソンの154キロ直球がスティーブンソンの頭部にぶつかった
【MLB】レッズ 7ー1 カブス(日本時間30日・シンシナティ)
移籍早々に衝撃の退場劇が発生した。カブスのネイト・ピアソン投手は29日(日本時間30日)、敵地で行われたレッズ戦の8回、相手打者の顔面に死球をぶつけ退場処分に。右腕は27日(同28日)に加入し、この日が“初登板”。いきなりの珍事に「なにしてんの!?」「移籍後初登板でまさかの……」とどよめきが走っている。
ピアソンは0-6の7回から登板。最初のイニングを3者凡退に封じ、8回も先頭打者を三振に仕留めた。しかし続くジャイマー・キャンデラリオ内野手にソロを浴びると、続くタイラー・スティーブンソン捕手の初球だった。すっぽ抜けた96.1マイル(約154.7キロ)直球がヘルメットに直撃。スティーブンソンはバットを叩きつけて激怒し、場内は「ワーオ」と悲鳴と罵声が飛び交った。
日本プロ野球と異なり、メジャーでは頭部死球で“一発レッド”という事例はあまりないが、報復行為や故意だと見なされると退場処分となるケースがある。ピアソンは被弾後に当てたことが考慮されたのか、審判団は一度集まったのち、右腕に退場処分を下した。
しかし、この判定にカブスのクレイグ・カウンセル監督は納得せず。審判団に詰め寄り猛抗議したが、認められずかえって自身が退場処分になった。この様子をカブス地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」が投稿すると、ファンの反応は様々。「完全に故意ではない」「あちゃー」「ピアソンのカブスでのデビューは、ああ……ずいぶん興味深いものだ」「素晴らしいスタートだ」「正しい判定だ」などと“賛否”が寄せられた。(Full-Count編集部)
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