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元鷹・福田秀平が今季限りで現役引退へ 2020年ロッテにFA移籍…18年間の現役生活に終止符 

Full-Count / 2024年7月31日 6時0分

元ソフトバンク・福田秀平【写真:荒川祐史】

■2006年高校生ドラフトでソフトバンク入団…18年の現役生活にピリオド

 ソフトバンク、ロッテでプレーし、今季からくふうハヤテに所属している福田秀平外野手が今季限りで現役を引退することが30日、分かった。近日中に発表される。2006年に高卒でプロ入りし、18年間にわたった現役生活に終止符を打つことになった。

 福田は2006年の高校生ドラフト1巡目で多摩大付属聖ヶ丘高からソフトバンクに入団。俊足巧打の外野手として4年目の2010年に1軍デビューを果たすと、この年、44試合に出場した。2011年には97試合に出場して、打率.252、1本塁打22打点をマーク。同年から2015年にかけて32連続盗塁成功のプロ野球記録(当時)を打ち立て、ソフトバンクに欠かせない戦力へと成長した。

 その後は度重なる怪我に泣かされながらも、高い守備力もあってソフトバンクの主力となり、2018年にはキャリア最多の110試合に出場。2019年に80試合の出場で自身最多となる9本塁打を放つと、同年オフ、国内FA権を行使して、恩師である鳥越裕介ヘッドコーチ(当時)のいるロッテへ移籍した。

 コロナ禍で延期された2020年の開幕直前に受けた死球により、右肩甲骨を骨折。この怪我の影響に長く苦しめられることになり、移籍1年目は62試合の出場止まり。2021年は4試合、2022年は20試合、そして2023年は3試合の出場に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。

 現役続行を希望し、新たに2024年からウエスタン・リーグに参入することが決まっていたくふうハヤテベンチャーズに入団。だが、骨の形まで変わってしまったという右肩甲骨の怪我の影響でパフォーマンスが万全に戻ることはなく、今季は同リーグで52試合に出場して打率.170、0本塁打15打点。NPB復帰を目指したものの、満足にプレーできない現状もあって、支配下登録期限となる7月31日を前に、現役生活にピリオドを打つことを決めた。(Full-Count編集部)

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