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ノーノーは「ちょっとやりたかった」 6月度DIDアワード受賞の才木が本音をチラリ

Full-Count / 2024年8月2日 11時9分

6月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・才木浩人【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】

■OB掛布氏とファンが選ぶ甲子園でのベストプレー

 6月9日の西武戦で8回無失点の快投を披露し、今季7勝目を挙げたのが阪神の才木浩人投手だ。今シーズンを象徴するような安定した投球が「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」6月度受賞プレーに選出され、授賞式が行われた。昨季も6月にDIDアワードを受賞した右腕は「去年に引き続き、今年も選んでいただき、ありがとうございます!」と笑顔を見せた。

 昨季見せた成長は決して一過性のものではなかった。今季は球宴前までに8勝を挙げ、17試合に先発して15試合でクオリティスタート(6回以上自責点3以下)をマークしている(7月31日時点)。そんな右腕を象徴するような登板が、交流戦2戦目の先発となった西武戦だった。

 才木は3回と5回に四球で走者を背負ったものの、8回1死までノーヒットノーランと西武打線を圧倒。代打・山野辺に右翼へ三塁打を許したが8回を無失点で締め、今季7勝目を飾った。

 この登板を6月度受賞プレーとしてノミネートした掛布氏は「この日はストレートのキレ。高めのストレートがすごく効いているので、低めのフォークに対するバッターの見極めができなかった」と絶賛。ファンからも全投票数の約65%にあたる452票の支持を得て、受賞プレーに選ばれた。

 授賞式で8回1死まで続いたノーヒットノーランについて聞かれると、「そんな強く意識することはなかったですけど、まだヒット打たれてないなぁ、くらいの感じには思っていた」と明かす。偉業達成にアウト5つ届かなかったが、「ノーヒットノーランはちょっとやりたかったんですけど、打たれてしまったので。しょうがないとは思いますけど、勝ったので良かったです」と振り返った。

 ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選出。DIDブランドアンバサダーの掛布雅之氏がノミネートした甲子園で印象に残るプレーの中から、ファンが番組公式X(旧ツイッター)や応募フォームから投票し、受賞プレーが決まる。

 6月度は西勇輝投手の通算2000イニング達成(88票)、小幡竜平内野手のサヨナラヒット(166票)もノミネートされていた。(Full-Count編集部)

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