鷹が劇的逆転、柳町がサヨナラ打 ロッテ・種市は7回無失点で6勝目…4日のパ・リーグ

日本ハム戦に出場したソフトバンク・柳町達【画像：パーソル パ・リーグTV】

■楽天は10得点大勝…黒川が3安打4打点

　パ・リーグ公式戦3試合が4日に行われ、ソフトバンクは日本ハム戦（みずほPayPayドーム）に3-2でサヨナラ勝ちした。先発・大関友久投手は、6回まで無安打投球。7回に代打・野村佑希内野手に2号2ランを浴びたが、8回を2安打2失点にまとめた。打線は4回に栗原陵矢内野手の10号ソロで先制。1点を追う9回に無死満塁で正木智也外野手が同点の犠飛。なおも1死二、三塁で柳町達外野手に適時打が生まれて劇的勝利を手にした。

　日本ハムは伊藤大海投手が7回1失点も、守護神・田中正義投手が踏ん張れなかった。宮西尚生投手がNPB史上初の通算400ホールドを達成した。

　ロッテはオリックス戦（京セラドーム）に3-0で勝利。3カード連続で勝ち越した。岡大海外野手の7号先頭打者弾で先制。先発・種市篤暉投手は7回を4安打8奪三振無失点にまとめた。9回には小川龍成内野手が2点適時打を放ち、突き放した。種市は今季6勝目。オリックスの先発・曽谷龍平投手は7回を5安打1失点も、打線が散発5安打と振るわなかった。

　楽天は西武戦（ベルーナドーム）に10-5で勝った。プロ初先発の津留崎大成投手は3回を4安打3失点（自責2）で降板。打線は2回、阿部寿樹内野手が5号ソロ。3回には小郷裕哉外野手、辰己涼介外野手が適時打を放つ。4回には黒川史陽内野手の適時打などで2点を奪った。7回にはマイケル・フランコ内野手、黒川、石原彪捕手に連続適時打が生まれた。

　楽天は15安打10得点と打線爆発。黒川が3安打4打点をマークした。西武は、先発の菅井信也投手が3回途中3失点。中継ぎ陣も踏ん張り切れず、大敗を喫した。（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）