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フリーマン涙「息子が歩けなくなった」 試合後に病院直行…明かした怒涛の1週間

Full-Count / 2024年8月6日 17時29分

フィリーズ戦で復帰したドジャースのフレディ・フリーマン【写真:Getty Images】

■復帰したフリーマンは会見で涙

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は5日(日本時間6日)、本拠地でのフィリーズ戦前に会見を行った。三男・マックスくんの入院による「制限リスト」から復帰。会見では涙ながらに数日間を振り返った。

 マックスくんは22日(同23日)の朝から具合が悪くなったという。「彼は起きたとき、ぐったりとしていた。そして、その晩には歩けなくなった」。ジャイアンツ戦が終わるとすぐに帰宅。日中に様々な病院に連れて行くと、「単純性股関節炎」と言われたというが、翌日には寝たきりで「起き上がることですらできなくなった」と説明した。

 その晩は寝付くことができず、1時間おきに起き上がった。24日(同25日)中にはマックスくんは妻と救急外来(ER)へ向かっており、9回表の守備が終わった際に指揮官に交代を告げられていたという。

「私たちは(未明の)3時半に病院から出たんだけど、その日(日本時間26日)は13時開始の試合だった。それでもプレーしたよ。1時間くらいしか睡眠ができなかった」

■ヒューストンに移動も…医師から「今すぐ病院に行きなさい」

 フリーマンは同戦でもフル出場し、6回には安打を記録。試合後には次戦が行われるヒューストンに向かうも、翌日の試合前には担当医から「単純性股関節炎じゃないから、今すぐ病院に行きなさい」と告げられた。

「マックスの呼吸が長続きすると思わなかったから、彼らは救急車を呼ぶ準備をしていた。だからすぐに家に帰れるようスコット(ボラス代理人)に連絡した。直ぐにERに駆け付けたけど、2時間もしないうちに人工呼吸器がつけられたそうだ。飛行機に乗るまで、(少しでも)アップデートを得ようとしていた」。フリーマンは涙をこらえながら説明した。

 その後、マックスくんは急に手や足に力が入らなくなる「ギラン・バレー症候群」だと判明。治療が行われ、30日(同31日)には病状が回復した。「忘れもしない。人工呼吸器を外すことができた。その6分後には、彼は私の上に座っていた。彼が5日間闘い続けたことを知っていたから、最高の気分だった」。

 4日(同5日)には妻のチェルシーさんが退院を報告し、病棟で笑顔の家族3人の写真を投稿した。フリーマンは「素晴らしい医師団だ。ナイフ医師や彼の医師団にこれ以上の感謝の言葉は見当たらない。看護師も昼夜問わず、素晴らしい。奇跡が起こった気分だ。感謝してもしきれない」と、対応にあたった医師たちに感謝を述べた。(Full-Count編集部)

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