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守備力向上は“1人練習”でも可能 Gアカデミーコーチ伝授、ショートバウンド対処術

Full-Count / 2024年8月8日 11時19分

「セルフバウンドキャッチ」を実演する竹内大地氏【写真:本人提供】

■巨人アカデミーコーチも務める竹内大地氏が紹介「セルフバウンドキャッチ」

 技術向上への近道は“質と量”が大切になる。野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」が7日、オンラインイベント「日本全国 話題の野球塾から学ぶ 5days 個人練習EXPO supported by フィールドフォース」を開催。全国各地からスキルアップに必要な練習法が紹介された。

 5夜連続で開催している「個人練習EXPO」の3日目は関西、関東などにも展開する「BCSベースボールパフォーマンス」、元独立リーガーが指導する広島の「レジェーム」ら6校が参加。前夜はフィジカルに特化した練習法が紹介されたが、今回はボール、バットなどを使用した技術的な指導が話題を集めた。

 自宅でも簡単にできる練習法を紹介したのが、東京の「大地Baseball Clinic」だ。代表は独立リーグで8年間プレーし、現在は巨人のアカデミーコーチも務める竹内大地さん。子どもたちには会話をするように問いかけ、モットーは「与える指導」。頭を使って体を動かし、コーチがいなくなかった時にセルフマネジメントできるように心掛けているという。

 紹介された練習法は「セルフバウンドキャッチ」と呼ばれるもので、ボールを真下に投げバウンドさせ、ショートバウンドで捕球する。竹内さんは「バウンドをよく見て『ここだ』というタイミングで入っていく。注意する点はゆっくり入るのではなく、スピードをつけて入ること」と、アドバイスを送っていた。


「大地Baseball Clinic」の竹内大地氏(右)【写真:本人提供】

■中学硬式日本一監督も驚嘆「指導者は当然のように勉強することが大切」

 イベントにゲスト出演した東海中央ボーイズの竹脇賢二監督は「ゴロを捕る基本。ショートバウンドで捕るのが一番捕りやすい。逆に、そこで捕れないと顔などに当たりやすい。質と量は両輪です」と共感。同じくコメンテーターとして参加した野球スキルコーチ・菊池タクトさんも「しっかり感覚を合わせることが必要。数をこなさいといけない」と語っていた。

 昨春に全国大会で優勝した経験を持つ竹脇監督は、野球塾指導のレベルの高さに驚きを見せ、「指導者は教える側として当然のように勉強していくことが大切。私もまだまだ勉強していきたい」と口にしていた。全国から集まった話題の野球塾を紹介する「個人練習EXPO」は9日まで開催される。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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