大谷翔平は「価値がない」 お騒がせ司会者がまた炎上…止まらぬ“暴言”は「酷すぎ」

ドジャース・大谷翔平【写真：ロイター】

■ケニー氏は断言「オオタニに守備の価値がないのは、問題なんだ」

“お騒がせ司会者”たちが、ドジャース・大谷翔平投手への発言を巡りまた炎上騒動となっている。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組で「デラクルーズをナ・リーグ最高の選手に推すよ」「オオタニに守備の価値がないのは、問題なんだ」と発言。ファンからは「ルッソは酷すぎる」「無意味な議論」などと批判の声が上がった。

「MLBネットワーク」番組名「MLBナウ」で司会を司会を務めるブライアン・ケニー氏と、ゲスト出演したクリス・ルッソ氏が今季のMVPレースについて議論を交わした。ケニー氏は「ショウヘイ・オオタニがナ・リーグMVPだと言われるけど、このレースはかなりの僅差だ。（MVP候補は）オオタニ、マルテ、デラクルーズ。デラクルーズの長打率は.500を超えているから、現時点で彼をナ・リーグ最高の選手に推すよ」とレッズの22歳、エリー・デラクルーズ内野手を猛プッシュした。

　さらに、ケニー氏は「オオタニは非常に優れた走者だ。でも、デラクルーズには遠く及ばない。『FRV（Fielding Run Value／守備での貢献度）』）に至っては、オオタニは全く貢献していない。（デラクルーズは）7だ」「DHとはまったくかけ離れたものだ。オオタニに守備の価値がないのは、問題なんだ」と、守備に就かない指名打者のみの出場に“注文”をつけた。

　ルッソ氏もケニー氏に同調。「オオタニは、ほとんどの場面でフリーマンとベッツが前後に打っているから、プロテクションがある。それに対して、デラクルーズはレッズで1番の選手だ。君の主張に、付け加えておくよ。彼は1人で全部をやっているんだ。でも今年1番の選手は断トツで（ア・リーグの）ジャッジだけどね。異論はなしだ」とし、デラクルーズとの違いを強調している。

　これまでも両者は大谷に対して“否定的”なコメントを残しており、昨オフに大谷がFAとなった際は「お金がかかる」「好き勝手やる」などと発言して炎上。それだけにファンも怒りが収まらないようで、「ルッソは酷すぎる」「ケニーはピエロだ」「ルッソがまた叫んでいるだけ」「デラクルーズはチームを引っ張っているけど、ナ・リーグで下から4番目のチームじゃないか」などと、呆れにも似た怒りの声を寄せている。（Full-Count編集部）