オリ高島、初勝利のお立ち台で入籍発表 場内騒然、勝利球は「奥さんにあげたい」

お立ち台で入籍発表したオリックス・高島泰都【画像：パーソル パ・リーグTV】

■2023年のドラフト6位入団…西武戦でプロ初勝利を手にした

■オリックス 3ー0 西武（8日・京セラドーム）

　オリックス・高島泰都投手は8日、京セラドームで行われた西武戦でプロ初勝利をあげた。お立ち台に上がり、インタビュアーからウイニングボールを渡す相手を訊かれると、「8月4日に入籍したので、奥さんにあげたいです」と告白し。場内にどよめきが広がった。

　初回から西武打線をゼロに封じ、5回には連続四球でピンチを作るも併殺で凌いで5回1失点でマウンドを下りた。3回に1点を上げて以降は打線の援護はできなかったが、7回にこの日誕生日を迎えた森友哉捕手が2ランを放ってリードを広げ、3-0で勝利。高島は嬉しいプロ初勝利を手にした。

　ここまで救援と中心に登板し、プロ初先発となった4月10日の楽天戦（京セラドーム）では、勝利投手目前の5回に逆転打を浴びて初白星はお預けに。その後も5回を投げ切ることができなかったが、この日は見事に勝ち投手の権利を得る5回を全うした。

　爽やかなイケメンとしてドラフト時から注目を集め、社会人の所属先が王子だったこともあり「高島王子」との愛称も定着。ヒーローインタビューの最後には「高島王子、オリ姫をはじめファンへ一言」とお願いされると、ハニカミながら「今日、初勝利できましたけど、まだまだここから積み重ねていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします」とコメントした。（Full-Count編集部）