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甲子園に電撃観戦の吉田輝星「勇気をもらった」 弟・大輝の奮闘…聖地で深まった絆

Full-Count / 2024年8月9日 14時53分

甲子園球場に観戦に訪れたオリックス・吉田輝星(中央)【写真:加治屋友輝】

■吉田輝星が母校・金足農を生観戦「スタンドから見る甲子園はすごく楽しかった」

 第106回全国高校野球選手権大会は9日、第3日が甲子園球場で行われ、第2試合で金足農(秋田)が西日本短大付(福岡)に4-6で敗れた。オリックス・吉田輝星投手の弟・大輝投手(2年)が先発し、7回154球を投げて9安打5四球5失点。兄の輝星が活躍して準優勝に輝いた2018年夏以来の甲子園勝利はならなかった。この試合を電撃観戦した吉田輝は「試合には惜しくも敗れてしまいましたが、9回の追い上げには3年生たちの気合を感じましたし、大輝にはその姿を見て、これからも頑張ってほしいと思います」と賛辞を送った。

 プロ野球はシーズン中。ずっと悩んでいた母校の甲子園応援だったが、4日の抽選が終わると少し笑みを浮かべていた。この日は10日のロッテ戦(ZOZOマリン)に備えるための「移動日」。ナイターの試合もなく、観戦に訪れるには絶好の試合日程となった。

 同僚で同学年の曽谷龍平投手と並んで観戦。「スタンドから見る甲子園はすごく楽しかったです」と聖地を堪能した。「大輝とはLINEで『観に来てね!』と言われていたので『頑張ってね!』というやり取りをしていました」と明かした。

 自身が出場した2018年夏以来の甲子園。「僕自身も後輩たちの姿を見てすごく勇気をもらったので、残りのシーズンも粘り強く頑張っていきたいと思います」。熱気あふれるスタンドから、弟の勇姿を静かに見守った。(Full-Count編集部)

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