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16人連続アウトに「トライしたかが問題」 最下位・高津監督の嘆き「検証しないと」

Full-Count / 2024年8月9日 22時9分

ヤクルト・高津臣吾監督【写真:矢口亨】

■今季初先発・高梨は“及第点”も「打者の特徴が頭に入っていたか」

■DeNA 5ー2 ヤクルト(9日・横浜)

 ヤクルトは9日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に2-5で敗れ、借金は14に膨らんだ。村上宗隆内野手が初回に右前適時打、3回には左犠飛で2点のリードを奪うも、その後は9回無死からドミンゴ・サンタナ外野手が四球で出塁するまで16人連続アウトとなり流れを手放し、逆転を許した。

 高津臣吾監督は「ミーティングして対策は練ったんですけど、もちろんうまくいかないことは人間ですからあることかもしれないですけど、そこをトライしたかどうかが問題ですね」と指摘。「こうしていこう、ああしていこう、ということは打撃コーチから指示、アドバイスがあって、果たしてそれができたかどうか、これから検証しないといけないですね」と嘆いた。

 また今季初先発で6回3失点だった高梨裕稔投手については「いいピッチングだったと思いますね。よく頑張ってくれたと思います」と及第点を与えた。一方で、2-0の3回、先頭の桑原に二塁内野安打で出塁され、続く梶原に初球のフォークを右翼席へと運ばれ同点とされた場面には「打者の特徴が頭に入っていたかどうかが問題ですね。ファーストストライクから降ってくる打者に内野安打の次、すっといって同点にされるわけですから。できればボール球から入ってほしかったなと。これはバッテリーのことなのであまり言いたくないですけど」と課題も口にした。(町田利衣 / Rie Machida)

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