ハム・清宮が球団8500号含む4打点、ロッテ・種市は2安打無四球完投…11日のパ・リーグ

8号2ランを放った日本ハム・清宮 幸太郎【画像：パーソル パ・リーグTV】

■鷹・山川が3戦連発の22号、ハム5連勝＆西武6連敗

　パ・リーグ公式戦は11日に3試合が行われた。ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ-オリックスは6-1でロッテが勝利した。ロッテは初回、藤岡裕大内野手の5号2ラン、高部瑛斗外野手の適時三塁打で3点を先制。3回にはネフタリ・ソト内野手の適時三塁打などで2点、6回にも中村奨吾内野手の適時打で1点を追加した。

　先発の種市篤暉投手は5回に1点を失ったが、6回以降は安打を許さず。9回もマウンドに上がると、3者凡退で締めた。9回96球2安打無四死球6奪三振1失点で、5月22日以来今季2度目の完投勝利をマークした。今季のオリックス戦は対戦成績13勝4敗1分けとなり、早くも勝ち越しを決めた。

　みずほPayPayドームで行われたソフトバンク-楽天は5-2でソフトバンクが勝った。ソフトバンク打線は4回に山川穂高内野手の22号2ランで先制。さらに6回にも2点を加えた。先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は、5回まで相手打線を1安打に抑えるなど7回103球2安打2四球8奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。9回に2点を奪われ、なおも1死満塁とされたが松本裕樹投手が締めて逃げ切った。

　エスコンフィールドで行われた日本ハム-西武は8-7で日本ハムが勝利。連勝を「5」に伸ばした。2点ビハインドの4回にフランミル・レイエス外野手の9号2ランで同点に。5回に1点を勝ち越すと、さらに1死二塁から清宮幸太郎内野手に8号2ランが飛び出し、この回3点を追加した。清宮は6回にも2点適時打を放った。

　1点リードで迎えた9回は、柳川大晟投手が3者凡退で締めた。先発の伊藤大海投手が7回105球7安打1四球7奪三振5失点（自責点4）で9勝目。水谷瞬外野手が5打数4安打、清宮は球団通算8500号本塁打をマークした。

　一方敗れた西武は、先発・武内夏暉投手が5回94球10安打無死四球4奪三振6失点（自責点5）。チームは6連敗を喫した。（「パ・リーグ インサイト」西嶋葵）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）