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大谷翔平、自身初の“勝率5割以上”確定 地元記者が報道「まだ27試合残してるのに」

Full-Count / 2024年8月31日 14時36分

43号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■大谷翔平が9-5の8回に43号ソロ→チームは10-9で勝利、勝率5割以上が確定した

【MLB】ドジャース 10ー9 Dバックス(日本時間31日・アリゾナ)

 史上初の偉業で、自身初の“経験”を手にした。ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で史上初の「43本塁打&43盗塁」を達成した。最終盤まで1点を争う展開となったが10-9で勝利。ドジャースは今季成績を81勝54敗とした。この瞬間、大谷はメジャー移籍7年目で“初の勝ち越し”となっている。

 4ゲーム差で迎えたダイヤモンドバックスとの一戦。大谷は初回第1打席で二塁打を放つと、2回には死球で出塁後、今季43盗塁目を決めて史上初の43-43に王手をかけた。そして8回だ。9-5で迎えた第5打席、右腕シーウォルドの93マイル(約150キロ)の直球を強振。左翼席へ飛び込む43号を放ち、史上初の43-43を達成した。

 試合は10-5とリードして9回を迎えたものの、ダイヤモンドバックスが猛追。本塁打などで1点差まで詰め寄られた。しかし、最後はどうにか逃げ切り、ドジャースはゲーム差を5に広げた。これで今季81勝54敗となった。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン氏は試合後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「ドジャースが81勝54敗としたことで、ショウヘイ・オオタニは彼のメジャーキャリアで今、最高勝率のチームにいる。まだ27試合以上が残っているのに。オオタニのエンゼルス時代の最高成績は、80勝82敗の2018年だった」と綴った。

 大谷は2018年にエンゼルスに加入し、新人王、2度のシーズンMVPを手にするなど大活躍を見せた一方でなかなか勝利に結びつかず、今まで勝率5割以上でシーズンを終えたことがなかった。この日の勝利でシーズン5割が確定し、初めて負け越しを回避することになった。(Full-Count編集部)

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