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“プロ注目”高尾が「凄すぎる」 窮地で“特能”発動、衝撃146キロは「完成度エグい」

Full-Count / 2024年8月12日 10時38分

熊本工戦に先発した広陵・高尾響【写真:加治屋友輝】

■高尾は9回110球1失点で完投勝利

 第106回全国高校野球選手権大会は12日、第6日が甲子園球場で行われ、第1試合で広陵(広島)が熊本工(熊本)に2-1で勝利した。プロ注目のエース右腕・高尾響投手(3年)は9回1失点、1四球9奪三振で完投勝利。見事な投球に「バケモン」「凄すぎる」「高尾くんエグいってww」とファンも度肝を抜かれている。

 2年連続25度目、春夏4季連続出場の広陵と、3年ぶり23度目の出場を果たした熊本工の今大会屈指の伝統校対決。4回までゼロが並び、均衡を破ったのは熊本工だった。しかし、高尾は流れに動じず最少失点で切り抜けると、味方打線が7回に逆転。9回は先頭打者を失策で出し、1死二、三塁と一打サヨナラの場面を招いたが、ここで本領を発揮する。

 カウント1-2に追い込むと、捕手のサインに首を振って投じた直球は左打者の内角に完璧に決まって見逃し三振に。この日107球目で最速の146キロをマークした。最後も3球三振に仕留めて9個目の三振を奪い、味方のミスを救う快投で勝利を手にした。

 この投球にはSNS上も騒然。「明らかに3段階ぐらいギア持ってる」「今の高尾の146キロ、今年の高校野球で一番最高のボールでした……すごすぎる……」「高尾この場面であそこに146ストレート投げれるのバグってる。高校生じゃない」「今大会で1番の球」「化け物すぎる」と、コメントが寄せられた。(Full-Count編集部)

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