巨人に暗雲…ヘルナンデスが抹消、前日に左手負傷→交代 DeNA度会も登録外れる、12日公示

巨人のエリエ・ヘルナンデス（左）、DeNA・度会隆輝【写真：矢口亨、小林靖】

■阪神は高橋遥人投手を抹消

　12日のプロ野球公示で、巨人はエリエ・ヘルナンデス外野手の出場選手登録を抹消した。ヘルナンデスは前日11日の中日戦（バンテリンドーム）の5回、守備でスライディングをしながらグラブを出すも、外野の芝に引っかかって手首が反る方向へ曲がり、担架で運ばれて途中交代していた。

　5月に途中加入したヘルナンデスは、昇格直後から打線を牽引し、ここまで55試合の出場で打率.294、8本塁打、30打点、OPS.800の好成績をマークしていた。首位広島を追いかけるチームにとって、大きな痛手となった。代わって浅野翔吾外野手が登録された。

　また、DeNAはドラフト1位ルーキーの度会隆輝外野手を抹消した。開幕戦で1番スタメンを掴み、開幕2試合連続アーチをかけたものの、ここまで3本塁打、打率.258、24打点、OPS.640だった。登録を外れるのは5月16日以来のこと。

　中日は予告先発の梅津晃大投手と石垣雅海内野手を出場選手登録した。代わって松葉貴大投手と板山祐太郎外野手が出場選手登録を外れた。阪神を戦力外となり、今季育成契約で入団した板山は自己最多の2本塁打を放っていたが、直近20打席はノーヒットに苦しんでいた。（Full-Count編集部）