大谷翔平「甘く来たらいくぞという姿勢」 カウント3-0から初HR…4連勝に「大きい」

試合後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真：川村虎大】

■5回無死一塁から3試合ぶりの36号2ランで再びリーグ単独トップに

【MLB】ドジャース 5ー2 ブルワーズ（日本時間13日・ミルウォーキー）

　ドジャースの大谷翔平投手は12日（日本時間13日）、敵地で行われたブルワーズ戦の第3打席に、ナ・リーグ単独トップとなる3試合ぶりの36号2ランを放った。3打数1安打2打点1盗塁で、チームは4連勝。「遠征の最初を取れるか取れないかだいぶ違う。ムーキー（ベッツ）も帰ってきて初めての試合でしっかり勝てたのでチームにとって大きいのではと思います」と喜んだ。

　2-0の5回無死一塁だった。大谷は右腕ペラルタのボールを見極め、3ボールとなった。続く4球目の外角フォーシームに逆らわずにバットを出すと、打球は左中間フェンスを越えた。飛距離424フィート（約129メートル）の一発だった。

　カウント3-0から本塁打を放ったのは、メジャー通算207発目で初。「アグレッシブにいきたいなとは思っていましたけど、相手からしたらケアしないといけない打者がたくさん控えているので、甘く来たらいくぞという姿勢を、どのカウントでも崩さないようにしたいと思っています」と話した。（Full-Count編集部）