大谷翔平に見えた「素晴らしい兆候」 ロバーツ監督ご満悦…確信した復調「最高の状態だ」

ブルワーズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真：ロイター】

■ロバーツ監督「見極めれれば、どこにでも放り込める」

【MLB】ドジャース 5ー2 ブルワーズ（日本時間13日・ミルウォーキー）

　ドジャースの大谷翔平投手は12日（日本時間13日）の敵地・ブルワーズ戦でナ・リーグ単独トップとなる3試合ぶりの36号2ランを放った。左中間に叩き込んだ一撃を、デーブ・ロバーツ監督は「素晴らしい兆候だ」と称えた。

　大谷は2-0の5回無死一塁で、右腕ペラルタが3ボールから投じた93.2マイル（約150キロ）を捉えた。左中間へ、打球速度107マイル（約172キロ）、飛距離424フィート（約129メートル）の豪快弾。見逃せばボールの外角球を捉えた。

　逆方向への一発に指揮官もご満悦だ。「直近3本塁打中2本が逆方向。いい兆候ですか？」と報道陣に問われ、「素晴らしい兆候だ」と明言した。

　さらに「（対戦）チームは低めで空振りを奪おうとするが、（ボールを）見極められれば、彼は（球場の）どこにでも放り込むことができる。右、左、そしてセンターに打っている時、ショウヘイは最高の状態だ」と解説。8月の月間打率は.180（39打数7安打）だったが、この日の一発に“復調”を感じ取っていた。（Full-Count編集部）