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機能したド軍の“新オーダー 大谷&ベッツで全得点…ご満悦の指揮官「非常に大きかった」

Full-Count / 2024年8月13日 16時30分

ドジャース・大谷翔平(右)とムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

■1番・大谷が2ラン、2番・ベッツが先制2ラン&駄目押し適時打で計5得点

【MLB】ドジャース 5ー2 ブルワーズ(日本時間13日・ミルウォーキー)

 ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)の敵地・ブルワーズ戦でナ・リーグ単独トップの3試合ぶり36号2ランを放った。左手骨折から復帰し、2番に座ったムーキー・ベッツ内野手と2人でこの日の全5得点を叩き出した。打線に厚みをもたらしたベッツをデーブ・ロバーツ監督も「非常に大きかった」と絶賛した。“新オーダー”にも手応えを得たようだ。

 1番・大谷&2番・ベッツの新打線がいきなり機能した。「2番・右翼」のベッツは6月16日(同17日)の本拠地・ロイヤルズ戦以来、約2か月ぶりの実戦で先制の11号2ランを放つなど2安打3打点。一方、大谷は5回に36号2ランを放った。

 ロバーツ監督が称賛したのは7回の攻撃だった。2死から四球を選んだ大谷が、今季33個目の盗塁を決めて二塁へ。カウント2-2の8球目に大谷が再びスタートを切ると、ベッツが右前に運んだ。ランエンドヒットの形で駄目押しの5点目を奪った。

 指揮官は「(ブルワーズ先発の)フレディ・ペラルタはとても素晴らしい投手だから、彼相手に今日の活躍は非常に大きかった。ショウヘイが走った時にダメ押しのヒットも打ってくれた。スタメン表に彼の名前を書けることは楽しいよ」とご満悦だ。従来の1番・ベッツ、2番・大谷をひっくり返した新オーダーに手応えを得たようだ。

 左肩手術から復帰後、初勝利を挙げたクレイトン・カーショー投手もベッツ効果を語った。5回2/3を1失点で昨年9月23日(同24日)のジャイアンツ戦以来の白星を手にした36歳のエース左腕は「ムーキーが復帰したことは素晴らしいことだ。6回にライトフェンスに直撃する打球を打たれたけど、シングルヒットに留めてくれた。もちろん本塁打もね」と称賛した。

 さらに「私たちにとって一番大きいのは、怪我人が戻ってきていること。打線が望んでいる形になりつつある。先発も中継ぎもそうだ。近いうちにチームが勢いづくと思う」と力を込めた。故障者続出の非常事態を経て役者が揃ってきたドジャース。終盤戦、プレーオフに向け態勢が整い始めた。(Full-Count編集部)

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