ド軍に迫る転落の危機「壊滅的だ」 ライバルは地区最下位と対戦へ…待つ“茨の道”

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真：荒川祐史】

■2位で並ぶダイヤモンドバックス、パドレスと2ゲーム差に…

【MLB】ブルワーズ 6ー4 ドジャース（日本時間16日・ミルウォーキー）

　ドジャースは15日（日本時間16日）、敵地で行われたブルワーズ戦で8回に逆転を許し、2連敗を喫した。3番手で登板したダニエル・ハドソン投手が3失点し、2位で並ぶダイヤモンドバックス、パドレスと2ゲーム差に。首位陥落も迫っており、ファンからは「今年はダメだろう。悲しい」「投手陣が壊滅的だ」と嘆きの声があがっている。

　同点の6回にミゲル・ロハス内野手の適時打で勝ち越すも、8回に4番手で登板したハドソンが二塁打、四球、自らの足に当たる不運な内野安打で無死満塁のピンチ招き、アダメスに左前適時打を献上してしまった。

　前日には同点の7回にブレント・ハニーウェル投手が勝ち越しを許しており、2試合連続でブルペンが崩れた。

　パドレスは8月に入って10勝2敗。14日（同15日）までのパイレーツ3連戦をスイープした。ダイヤモンドバックスも5連勝し、8月は11勝2敗と絶好調で、ドジャースと2ゲーム差にまで迫っている。

　ファンからは「1週間後には3位にいるだろう」「ド軍はこのシリーズまでいい位置にいたのに」「好守においてまだ大きな改善が必要だ」「私たちは過大評価されている」「ドジャースは優勝に値するチームなのか？」「今より酷い状況を経験したことがない」などの声が上がっている。

　今後の2カードを見ると、パドレスはマーリンズ、ダイヤモンドバックスはロッキーズと地区最下位球団と対戦。ドジャースはカージナルスとマリナーズのカードを戦うが、踏ん張ることはできるだろうか。（Full-Count編集部）