大谷翔平、現場選出の“3冠”達成 監督らが投票「球界で最もエキサイティングな選手」

ドジャース・大谷翔平【写真：荒川祐史】

■「ベースボール・アメリカ」が部門別の“最高の選手”を発表…大谷は3部門で1位選出

　米野球専門誌「ベースボール・アメリカ（BA）」は19日（日本時間20日）、自社X（旧ツイッター）を更新し、監督、スカウト、球団幹部の投票による「ベストツール」を発表した。ドジャース・大谷翔平投手はナ・リーグの「最高打者」「最高のパワー」「最高のエキサイティング・プレーヤー」の“3冠”に選出された。

　同誌は1988年から監督などの投票によるカテゴリー別のベストプレーヤーを発表している。パワー、バント、選球眼、速球、カーブなど投打合わせて25部門あり、各リーグ毎に上位3選手を選出。大谷は3部門で1位に選ばれた。

「BA」の総評では「選手の価値はいくらでも議論できるが、メジャーの監督たちはある一点において明確である。それは、ショウヘイ・オオタニが球界で最もエキサイティングな選手であるということだ」と書き始められた。「今年、ナ・リーグの監督たちは、オオタニをベストヒッター、ベストパワー、そして最もエキサイティングな選手に選んだ」と言及。最後に「oh、オオタニはあまりに価値が高い選手でもある。今年3度目のMVPを受賞する有力候補である」と綴った。

　大谷は2021年以降、毎年「BA」の同部門で受賞を果たしている。2021年は「最高のパワー」「最速選手」「最高のエキサイティング・プレーヤー」に選ばれ、2022年は「最高のエキサイティング・プレーヤー」と投手部門で「最高のチェンジアップ（スプリット）」を受賞。昨年も「最高打者」「最高のパワー」「最高のエキサイティング・プレーヤー」に選ばれた。

　また、ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が「最高打者」「最高のパワー」の2部門で1位に選出されている。（Full-Count編集部）