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最速300号のジャッジ「ムカついていた」 怒りの一発呼んだ敵軍の戦略「闘志が湧いたよ」

Full-Count / 2024年8月15日 14時13分

300号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

■ジャッジは8回1死一、二塁で通算300号…直前にソトが敬遠されていた

【MLB】ヤンキース 10ー2 Wソックス(日本時間15日・シカゴ)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は14日(日本時間15日)、敵地・ホワイトソックス戦で通算300号を放った。メジャー最速の955試合目、3431打数での大台到達となったが、怒りの感情を抱いて入った打席だったことを試合後に明かした。

 4点リードの8回1死一、二塁で迎えた第4打席。ジャッジは怒っていた。直前にフアン・ソト外野手が敬遠で歩かされたからだ。ヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」が公式X(旧ツイッター)に投稿した試合後のインタビュー映像によると、「敬遠にムカついていたから、闘志が湧いたよ。普段は、次の打者に繋ごうと思うからカウント3-0は見送る。でも、勝負をしたかったようだから、やるしかなかったよ」と心境を明かした。

 右腕チャド・クール投手との対戦。カウント3-0になっても集中力は途切れなかった。94.2マイル(約151.6キロ)の内角高め。見逃せばボール気味の4球目を弾丸ライナーで運んだ。打球速度110.1マイル(約177キロ)、飛距離361フィート(約110メートル)の43号3ランとなった。ソトはこの2試合で4本塁打と打ちまくっていたが、敬遠はジャッジの闘志に火をつけてしまったようだ。

「ホワイトソックスが彼を怒らせた」「アーロン・ジャッジを怒らせるなよ」「前を打つ打者がどんなに調子がよくてもジャッジとは勝負をしてはいけない」とSNSにはコメントが寄せられた。ヤンキース放送局「YESネットワーク」がXに投稿した動画によると、ジャッジは敬遠策について「私はホワイトソックスの監督ではないから、回答は控えるよ」とも語っている。(Full-Count編集部)

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