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早実、劇的サヨナラ勝利 2年生左腕・中村が10回144球無失点&殊勲打…甲子園騒然

Full-Count / 2024年8月15日 16時21分

鶴岡東戦に登板した早実・中村心大 【写真:加治屋友輝】

■早実が2回戦で鶴岡東にサヨナラ勝利

 第106回全国高校野球選手権大会は15日に大会第9日が行われ、第3試合で早実(西東京)が鶴岡東(山形)に延長10回1-0でサヨナラ勝ちを収めた。9年ぶり30回目出場の名門が3回戦へ駒を進めた。

 緊迫の投手戦となった。早実は先発の中村心大投手(2年)が、6回2死から内野安打を許すまで無安打の快投。打線は鶴岡東の先発、櫻井椿稀投手(3年)の前に6回までわずか2安打に抑えられ、7回の1死二、三塁のチャンスも逃した。

 両チーム無得点で延長戦へ。早実は10回に1死満塁の好機を作ると、中村が右越え適時打。劇的な展開で勝利を掴んだ。

 中村は10回144球を投げて4安打無失点の好投を見せた。10回の投球を終えた後に足がつったため、手当てを受けてから打席へ。殊勲の一打を放った。

 夏の甲子園は日本ハム・清宮幸太郎内野手が1年生で出場し、準決勝に進んだ2015年大会以来の出場。11日の1回戦は鳴門渦潮(徳島)に8-4で勝利していた。(Full-Count編集部)

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