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7月度DIDアワードは森下翔太 劇的サヨナラ打に掛布氏「打撃をかなり悩んだと思う」

Full-Count / 2024年8月16日 11時20分

阪神・森下翔太【写真:荒川祐史】

■7月28日のサヨナラ打が440票獲得

 阪神ファンからの人気を誇るABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」は16日、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の7月度受賞プレーを発表した。球団OBの掛布雅之氏とファンが選んだベストプレーは7月28日中日戦の「森下翔太の延長サヨナラ打」となった。

 受賞したのは、延長戦を制した劇的なサヨナラ打だった。この日は勝利目前の9回に2点差を追いつかれ、延長戦に入った。10回はともに無得点、そして迎えた11回、先頭の近本が中日の守護神・マルティネスから左前打を放って出塁に成功した。続く中野が送りバントを決めて1死二塁。ここで打席に立った森下が初球の内角ストレートを振り抜くと、打球は左翼へ抜けるヒットに。二塁走者の近本は一気にホームを目指し、サヨナラのホームインを決めた。

 チームを勢いづかせることになった一打について、掛布氏は「オールスター後からの森下は右の肩が下がらずに、上体がレベルに回転するようなスイングできるようになった」と前半戦からの変化がうまく働いたと指摘。「バッティングをかなり悩んだと思います」と心中を思いやりながらも、「3番・4番・5番、クリーンアップの活躍なくして連覇はありません。クリーンアップを引っ張っていく活躍を宜しくお願い致します」とハッパをかけた。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームから最もファンを沸かせたプレーに贈られる賞。DIDブランドアンバサダーを務める球団OBの掛布雅之氏が選んだノミネートプレーの中から、ファンが番組公式X(旧ツイッター)や応募フォームから投票し、受賞プレーが決まる。

 森下のプレーは合計440票を獲得。その他にノミネートされていた原口文仁選手のサヨナラを呼ぶヒットは225票、近本光司選手のサヨナラ打は103票を集めた。(Full-Count編集部)

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